ニュージーランドで仕事を見つけるには?ビザ・英語・転職成功の全ステップ解説

ニュージーランド仕事のアイキャッチ

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「ニュージーランドで仕事を見つけたい」「どんな働き方があるのか知りたい」など、気になっていませんか?―― そう考える日本人が近年ますます増えています。

例えばワーキングホリデーや学生ビザでのアルバイトから始めて、永住を視野に入れた本格的な転職・就職まで、その選択肢は多岐にわたります。

このページでは、就労ビザ(ワークビザ)の概要、職種ごとの傾向、仕事の探し方、必要な英語力や文化の違いなどのポイントを分かりやすくお伝えします。

  1. ニュージーランドで働くのってどうなの?柔軟で多様なスタイル
  2. ニュージーランドの仕事|主なタイプとその特徴まとめ
  3. ニュージーランドで仕事を探す主な4つの方法
  4. NZのビザ別に分かる「働ける仕事」の比較
  5. NZで仕事をゲットするための英語力&働き方のリアル
  6. NZで仕事する際の給与・待遇・労働環境の実情
  7. NZで働く前に知っておくべき心構えと文化ギャップ
  8. NZで就職・転職したい!成功させるための5つのステップ

最後まで読めば、現地就職を考えている方にも、これから渡航を検討している方にも役立つリアルな仕事事情がきっと分かるでしょう!

※ 本サイトでは常に最新の情報を提供することを心掛けていますが、「ビザ」に関する最新情報については各国の移民局・在日大使館サイトなどを参照してください

1. ニュージーランドで働くのってどうなの?柔軟で多様なスタイル

ニュージーランドは、豊かな自然と高い生活の質に加え、働きやすい環境でも知られています。

実際に、世界中から多くの人材が集まるこの国では、多様な働き方が受け入れられており、外国人にとってもチャンスのある労働市場が形成されています。

日本人にとっても、英語を活かしたキャリアアップや、海外での新しいライフスタイルを求めて移住・就職を目指すケースが増えています。

多様な就労スタイルとビザ制度

ニュージーランドで仕事をするためには、自分の目的と滞在期間に合ったビザを取得することが前提となります。

代表的なビザとしては、以下のようなものがあります。

【学生ビザ】

就学中でも週20時間までの就労が認められている。語学学校や専門学校通学者にもチャンスあり。

【就労ビザ】

オファーのある企業にスポンサーされて働く。特定スキルを持つ人材は永住権の道も視野に。

【ワーキングホリデービザ】

18〜30歳(国によっては35歳)までの若者が最長12か月間働ける特別ビザ。就職活動の第一歩に。

【パートナービザ】

配偶者やパートナーを通じて取得可能。多くの場合、就労制限なしで働ける。

日本人に人気の業種とは?

ニュージーランドにおける日本人の主な就職先は、以下のような業種に集中しています。

  • 観光・ホスピタリティ系
    (ホテル、レストラン、ツアーガイドなど)
  • 日本語教育や保育補助
  • IT・マーケティング・デザインなどの専門職
  • アジア食材・日系企業の流通や販売
  • 現地企業での一般事務や営業職

特に近年では、日本語と英語のバイリンガル人材が通訳・カスタマーサポート・教育系の現場で重宝される傾向にあります。

このように、ビザやスキルに応じて、多様な仕事の可能性が広がっているのがニュージーランドの魅力です。

次の章では、職種ごとにどのような特徴や働き方があるのか、具体的に見ていきましょう。

2. ニュージーランドの仕事|主なタイプとその特徴まとめ

ニュージーランドには、日本人にとって働きやすい仕事も数多くあります。

ここでは、特に日本人の就労例が多い主要な職種について、それぞれの特徴や求められるスキル、働き方の違いを紹介します。

◾️ 観光・ホスピタリティ系
(レストラン・ホテル・カフェなど)

仕事内容
接客、キッチン補助、清掃、フロント業務など

求められるスキル
英語での接客力、清潔感、体力、チームワーク

特徴
・都市部や観光地(例:クイーンズタウン、ロトルア)で求人数が多め
・ワーホリや学生ビザでも比較的就きやすい

時給目安
・最低賃金〜NZD$25前後

 

◾️ 農業・パッキング・清掃などの現場系ワーク

仕事内容
果物の収穫・選別、工場内での包装作業、清掃業務など

求められるスキル
英語力は最低限でもOK、体力・スピード重視

特徴
・短期・季節労働が中心・英語が苦手な人でも始めやすい

時給目安
NZD$23〜25(インフレに応じて年々上昇傾向)

 

◾️ 日本語関連職
(ツアーガイド、通訳、カスタマーサポートなど)

仕事内容
日本語顧客の対応、翻訳、バイリンガルサポート

求められるスキル
日本語ネイティブ+一定レベルの英語力、接客経験

特徴
・観光需要や日本企業の現地進出に伴って需要あり
・永住権保持者やビジネス経験者に有利な場合も。

時給目安
経験に応じてNZD$25以上も可(スキル・職種などによって大きく異なる)

◾️ 専門職
(IT、デザイン、医療、教育など)

仕事内容
システム開発、UX/UI設計、看護・介護、保育、語学講師など

求められるスキル
専門的な資格・経験、ビジネス英語力

特徴
・高収入かつ就労ビザ取得につながる可能性が高い
・LinkedIn経由の求人も多数

給与目安
NZD$60,000〜100,000超(業種・経験によって大きく異なる)

◾️ オフィスワーク・事務・営業職

仕事内容
書類作成、カスタマー対応、営業補助、マーケティングなど

求められるスキル
ビジネス英語力、パソコンスキル、職務経験

特徴
・ローカル企業勤務となるため、英語でのやり取りが中心。
・永住者に人気

給与目安
NZD$50,000〜70,000前後(経験・企業規模によっても大きく変動)

2章のまとめ

仕事の種類によって、求められる英語力や労働条件、キャリア形成のしやすさは大きく異なります。

次の章では、日本人が実際にどうやって仕事を探しているのか、その方法とコツを解説します。

3. ニュージーランドで仕事を探す主な4つの方法

ニュージーランドで仕事を探す際、日本とは異なるアプローチが求められます。

特にローカル企業への就職を目指す場合、履歴書の書き方から応募方法まで現地スタイルに適応することが鍵です。

ここでは、日本人が実際に活用している代表的な求人検索手段と、成功するためのポイントを紹介します。

①「求人サイト」で調べる

現地の代表的な求人サイトは、以下のとおりです。

  • Seek
    最大手の求人サイト。職種も地域も豊富
  • Trade Me Jobs
    個人間の取引で有名なTrade Me内の求人セクション
  • Indeed NZ
    日本でもおなじみの求人検索エンジン

Facebookの「NZ求人」グループやMarketplace内の投稿もチェックすることもおすすめします。

なお、英語でキーワード検索し、応募条件に「right to work in NZ(就労権があること)」と明記されているかを確認しましょう。

②「転職エージェント」を活用する

ローカル企業に強い人材紹介会社や、日系企業専門のエージェントが存在します。

特に専門職や英語中級以上の職種を狙う人におすすめです。

代表的なエージェント例:

なお、登録時にはCV(履歴書)提出が必要です。面談時に希望職種・希望条件を明確に伝えるとマッチング率が上がることが多いようです。

③ ネットワーキング(人脈づくり)

知人の紹介や、現地でのボランティア・インターン経験が次の就職に直結するケースもニュージーランドでは一般的です。

ニュージーランドは“紹介文化”が根強く、履歴書より「信頼」が重視される風土があるため、この点をしっかり理解することは大切です。

【活用できる場所】

  • 日本人コミュニティのイベントや勉強会
  • LinkedIn上でのDM・メッセージ活用(現地採用担当者への直接アプローチ)
  • MeetUpなどの交流会、業界イベント

④ 飛び込み・直接応募

  • 履歴書を持参し、希望するカフェ・レストラン・ホテルなどに直接出向いて渡すスタイルもまだまだ健在
  • 特に都市部では「今すぐ働ける人材」を歓迎する職場も多いため、タイミングと行動力が重要
  • ポイント: 清潔感のある服装で訪問し、「Are you hiring at the moment?」などシンプルな英語で話しかけるのが基本。

【参考】英語での履歴書(CV)とカバーレターを現地仕様

現地で仕事を見つけるためには、日本流ではなく、現地のやり方に合わせて就職・転職活動を意識することをおすすめします。

例えば、日本と大きく異なる点として以下のような点が挙げられます。

  • 日本の履歴書と異なり、写真・年齢・性別の記載は不要
  • 実績・スキル重視で、「どのように貢献できるか」を明確に書くことが重要
  • カバーレターでは、その職場に応募する理由と熱意を簡潔に伝える

自分に合った探し方を知ることで、より効率的に「希望に合った仕事」にたどりつけます。

次章では、持っているビザによって働ける内容がどう変わるかを詳しく解説します。

4. NZのビザ別に分かる「働ける仕事」の比較

自分のビザの条件を正しく理解して、無理のない就労プランを立てよう

ニュージーランドで働くには、保有するビザの種類に応じた就労条件を守る必要があります。

違反すると将来のビザ申請に支障をきたす可能性もあるため、まずは「自分のビザでどんな仕事が可能か」を正しく把握しておきましょう。

ワーキングホリデービザ

ワーキングホリデービザ(Working Holiday Visa)の主なポイントは、以下のとおりです。

対象 日本国籍の18〜30歳(最大12か月滞在可)
就労制限 ・基本的に制限なし
・フルタイム勤務も可
・ただし1雇用主あたり3か月または6か月制限がある場合あり)
向いている仕事 ・観光・飲食・農業・販売などの短期雇用が多め
・英語が苦手でも挑戦しやすい職種が豊富
注意点 ・ビザ更新不可。
・就労経験を得たあと、他のビザへ移行する人も多数

学生ビザ

学生ビザ(Student Visa)の主なポイントは、以下のとおりです。

対象 フルタイムの語学学校や専門学校、大学に通う学生
就労制限 週20時間まで
(ホリデー期間はフルタイム可)
向いている仕事 カフェやレストランのパートタイム、清掃、アジア系ショップでの接客など

ちなみに、学業が優先されるため、勤務シフトと授業の両立が必要。違反するとビザ取り消しのリスクもあることを知っておきましょう。

就労ビザ

就労ビザ(Accredited Employer Work Visaなど)の主なポイントは、以下のとおりです。

対象 現地企業からジョブオファーを得ている人
就労制限 雇用主・職種が指定される(変更にはビザ変更手続きが必要)
向いている仕事 ・専門性のある職種(IT、建設、医療、教育など)、
・人手不足リストに該当する職種

ちなみに、私自身もそうでしたが、就労を継続することで永住権取得の足がかりとするケースも多いです。

パートナービザ

パートナービザ(Partner of a Worker/Resident Visa)の主なポイントは、以下のとおりです。

対象 配偶者やパートナーが就労・学生・永住ビザを持つ人
就労制限 原則として制限なし(フルタイム可)※一部ビザは例外あり
向いている仕事 本人の希望とスキルに応じて、フルタイムでの就職活動が可能

なお、パートナービザであれば、子育て世代の再就職やキャリアの再構築にも有利と言えます。

永住権保持者(Resident Visa / Permanent Resident Visa)

ビザの縛りがない分、より自由に仕事を選べる

対象
就労制限 完全なし(市民と同等の就労権)
向いている仕事 ・長期的なキャリア構築が可能な職場
・正社員ポジションへの応募も現実的

4章のまとめ

自分のビザに合った仕事を選ぶことで、働きやすさと安全性の両方を確保できます。

次の章では、「実際にどの程度の英語力が求められるのか?」「英語が苦手でも働けるのか?」といった現地のリアルを解説します。

5. NZで仕事をゲットするための英語力&働き方のリアル

ニュージーランドで働く上で、英語力は大きなカギを握ります。とはいえ、すべての仕事に高度な英語力が必要なわけではありません。
ここでは、仕事に求められる英語レベルの目安や、英語があまり得意でなくても働ける仕事の実情について、リアルな現場の声を交えてご紹介します。

【英語レベル別】
就ける仕事のイメージ

英語レベル 仕事内容の例 特徴
初級
(挨拶+簡単な指示が聞き取れる)
清掃、ピッキング、工場作業、パッキング、皿洗いなど 指示が決まっている単純作業が中心。日本人コミュニティのある職場では特に働きやすい
中級
(日常会話・接客が可能)
カフェ・レストランの接客、ホテルスタッフ、販売員、配送助手など 顧客対応が必要な分、ある程度のリスニングとスピーキングが求められる
上級
(ビジネス英語が使える)
事務職、営業、IT、教育、医療などの専門職 英語圏ネイティブと同等に仕事を進められるレベルが必要で、キャリア形成にも直結

Q. 英語が苦手でも働ける職場はある?

A. はい、あります。

特に都市部や農業地帯では、日本語を話すオーナーやスタッフがいる現場も存在します。

特定の仕事では、「英語は最低限でOK」「社内で日本語使用OK」という求人もあり、“まずは働いてみる”ことが可能です。

例えば、以下のような

  • 日本人オーナーの飲食店(寿司屋、ラーメン店など)
  • 果樹園やパッキングセンター(シーズン中の短期労働)
  • 日系企業のバックオフィスや日本人顧客向けサポート

Q. 英語力を高めることで選択肢はどのように広がる?

A. 英語ができるようになると、次のような変化が期待できます

  • 応募できる求人の幅が一気に増える(Seekなどの英語サイト活用)
  • 高収入・長期雇用の可能性が高まる
  • 職場での信頼や評価が上がる(昇進・ポジション変更のチャンス)

Q. 現地で働きながら英語力を伸ばすコツは?

A. 人によって様々な方法が考えられますが、例えば以下のような方法が考えられます。

  • 仕事中でも積極的に同僚や上司と会話してみる
  • 曜日を決めて英語の勉強時間を確保する
    (YouTubeやポッドキャスト活用)
  • 語学学校や無料のESOL講座に通う
    (市区町村によって提供されている場合あり)

5章のまとめ

「完璧な英語」を目指す必要はありませんが、英語力が“働ける場所”を決める現実は確かに存在します。

次の章では、そうした働き方の中で「実際の給与や待遇がどうなっているのか」について詳しく解説します。

6. NZで仕事する際の給与・待遇・労働環境の実情

ニュージーランドで働く上で気になるのが、給与の相場や労働環境の違いです。

最低賃金は年々上昇しているものの、同時にインフレや家賃高騰も進んでおり、生活に十分な収入を得られるかどうかは職種や働き方によって差があります。

ここでは、代表的な給与水準、待遇、そして日本との働き方の違いを具体的に見ていきます。

✅ 最低賃金と平均時給の目安(2025年6月現在)

最低賃金は時給 NZD$23.15/時で、一般的な相場としては、例えば以下の通りです

  • ホスピタリティや現場系:NZD$24〜30程度
  • オフィス・専門職:NZD$50,000〜90,000程度

【参考】

  • バリスタやフロアスタッフ
    → NZD$25前後
  • 清掃・倉庫作業員
    → NZD$23〜26
  • ITエンジニア
    → NZD$80,000〜100,000以上
  • 教師・看護師
    → NZD$65,000〜85,000前後

✅ 福利厚生・休暇制度など

ニュージーランドでは、労働者の権利保護が法律で強く保障されています。

例えば、以下のようなことが挙げられます。

有給休暇
(Annual Leave)
年間最低4週間(正社員)
病気休暇 年10日付与(雇用6か月後)
KiwiSaver
(年金積立制度)
任意加入、雇用主からの拠出あり
労災保険
(ACC)
怪我の治療費などは国が補助

✅ 日本と異なる「働き方の文化」

  • 残業文化は基本的に希薄
    定時退社が一般的。残業代が発生する場合が多い
  • 上下関係よりも「チームワークと自律性」
    役職よりも成果と人間性が重視される
  • 週休2日制が一般的
    業種によっては週末勤務もあるが、しっかり振替あり

✅ 注意しておきたいこと

  • インフレに伴う生活費の上昇
    都市部の家賃や食費は非常に高いため、手取りだけでなく「実質的な生活費」を計算に入れて就職活動をするのが重要です
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  • 非正規雇用や短期契約も多い
    契約内容は事前にしっかり確認を。雇用契約書(employment agreement)の提出を求められるのが通常です

ニュージーランドの職場は、給与だけでなく「働きやすさ」「休みやすさ」「フラットな関係性」といった面でも魅力的です。

次の章では、実際に日本人が働く中で感じる文化の違いや働く上での心構えについて詳しく紹介します。

7. NZで働く前に知っておくべき心構えと文化ギャップ

“まじめに頑張る”だけでは通じない?現地の職場文化を理解することがカギに

ニュージーランドの職場では、「空気を読む」「上司の指示を待つ」といった日本式のスタイルが通じにくい場面があります。

逆に、オープンなコミュニケーションや自発的な行動が評価される傾向が強く、日本人にとっては最初は戸惑うこともあるかもしれません。

ここでは、日本人が実際に直面しやすい文化ギャップや、それをどう乗り越えるかのポイントを解説します。

ギャップ①:上下関係がフラット

  • ニュージーランドでは、役職にかかわらず上司・部下が「ファーストネーム」で呼び合うのが基本
  • 指示待ちではなく、「自分の意見を言う」「わからないことを質問する」姿勢が重要
  • 日本のような“忖度”は不要で、率直さが信頼を得るカギ

ギャップ②:時間・効率より「バランスと人間性」

  • 「残業して頑張っている人」が評価されるのではなく、仕事と私生活のバランスを保っている人が尊重される
  • 効率よりも「チームで協力する」「ストレスなく働く」ことが重視される傾向
  • 無理をして働くことは“美徳”ではなく、“問題の兆候”と捉えられることも

ギャップ③:遠慮より積極性が求められる

  • 日本人にありがちな「控えめ」「様子見」の姿勢は、“やる気がない”と誤解されることも
  • 積極的に質問したり、自分の成果を伝えることが評価につながる
  • ミスをしても、「報告・共有・対応」が早ければ信頼はむしろ高まる

実際に働く日本人の声

「最初は“指示がないと動けない自分”に気づかされてショックでしたが、今は自分から動くことで信頼を得られるようになりました。」
(飲食業・30代女性)

「仕事よりも家族を優先する文化が印象的。最初は戸惑いましたが、自分の人生も大切にしていいんだと実感しています。」
(IT企業・40代男性)

文化の違いを“弱み”ではなく“強み”に

日本人の几帳面さ・責任感・丁寧さは、ニュージーランドでも高く評価される特性

現地文化を尊重しつつ、自分の持ち味を発揮できる職場を探すことが成功のカギ

次の章では、こうした準備を経て「実際にどんなステップで就職・転職を成功させるか?」を具体的に解説します。

8. NZで就職・転職したい!成功させるための5つのステップ

情報収集から面接対策まで。ローカル採用を勝ち取るための行動フロー

ニュージーランドでの就職・転職活動は、日本とは異なるプロセスや評価基準があります。

ここでは、現地での就活を成功させるためのステップを5つの段階に分けてご紹介します。

✅ ステップ①:自分の目的と優先順位を整理する

  • なぜニュージーランドで働きたいのか?(永住・キャリアアップ・語学習得など)
  • どんな条件が最優先か?(職種/給与/場所/働き方/ビザ支援の有無 など)
  • どのビザが使えるか、どんな条件が付いているかを再確認

✅ ステップ②:求人情報をリサーチする

  • Seek、Trade Me、LinkedInなどの現地サイトを毎日チェック
  • 日系企業や日本語対応求人をJAMS、JETなどで確認
  • 転職エージェントやリクルーターにも登録し、非公開求人を探る

✅ ステップ③:CV・カバーレターを現地仕様で整える

  • フォーマットは日本の履歴書とまったく異なる
  • CVは2ページ程度で、職務経験・スキル・成果を具体的に記載
  • カバーレターでは「なぜこの会社に応募するのか」を明確にアピール
  • 英語が不安な人は、プロの添削やローカルのキャリアセンターの活用を検討

✅ ステップ④:応募〜面接対応

  • オンライン応募が基本。メールやポータルから送信
  • 面接はZoom/Teamsでのビデオ通話が多い(現地在住者でも)
  • 面接では「自分の考えや姿勢を伝える力」が重視される
  • STAR方式(Situation, Task, Action, Result)での質問対応が効果的

ステップ⑤:オファー後の対応と職場選び

  • 条件書(Offer Letter)を必ず読み込む:給与・雇用形態・有給日数・試用期間など
  • オファーをもらった後も、「働き方の相性」「文化的なフィット感」をよく考えて決定を
  • 複数オファーがある場合は、給与だけでなく職場の雰囲気や将来性も判断材料に

現地スタイルに慣れるには時間がかかることもありますが、正しい準備と行動を積み重ねれば、現地採用のチャンスは確実に広がります。

次の章では、ここまでの内容を総まとめし、読者が最初の一歩を踏み出すためのメッセージをお届けします。

9. まとめ:ニュージーランドで働くという選択

価値観の多様な社会で、自分らしい働き方を実現するために

ニュージーランドでの就職・転職は、日本と比べて“自由”で“自己主張”が求められる環境です。

英語力や文化の違いに不安を感じるかもしれませんが、その一方で、頑張る人に対してきちんと評価してくれる風土も広く根づいています。

これまでの章で見てきたように、ビザや英語力、生活費など注意すべき点はありますが、「働きながら英語を学び」「キャリアを築き」「自分らしいライフスタイルを追求できる」というのが、ニュージーランドで働く最大の魅力です。

このページでお伝えした特に大事なポイントをまとめると、以下の通りです。

✅ 転職や就職は、英語力だけではなく「自信」と「目的意識」も大切

✅ どのビザでどのように働けるかを正しく理解することが第一歩

✅ 現地ならではの就職活動の流れに沿って、履歴書や面接対策を行おう

✅ “文化の違い”を怖がらず、自分の強みとして活かすことが重要

✅ 最初の一歩は小さくても、踏み出すことで見える景色は大きく変わる

これからニュージーランドで働きたいと考えているあなたにとって、このページがが少しでも「行動につながるきっかけ」となれば幸いです。

まずは、自分の理想の働き方を描くことから始めてみてください。

ニュージーランドなら、あなたらしく活躍できる仕事や職場がきっと見つかるでしょう!

※ 本サイトでは常に最新の情報を提供することを心掛けていますが、最新情報については各国の移民局・在日大使館サイトなどを参照してください

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