ニュージーランド移住で叶える理想の暮らし|永住権への主なルートと条件

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近年、ニュージーランドの永住権が気になっている人は着実に増えてきています。
豊かな自然環境、安全で落ち着いた暮らし、質の高い教育や医療制度など、生活の質を高める魅力がそろっていることなどが挙げられます。
よく “永住権” とひとまとめにされがちですが、実際には2つのステップがあり、また永住権を目指すルートによっても異なる条件とプロセスがあります。
このページでは、特に初めて気になっている人のために、永住権のポイントや条件を分かりやすく解説します。
- ニュージーランドの永住権を得るための条件は?
- 永住権を目指すための主な3つのルートと条件まとめ
- 「技能移民カテゴリー」と「グリーンリストカテゴリー」の条件比較
- 上記2カテゴリー以外でも永住権を目指せる人とその条件
- 制度変更に注意!最新のビザ条件を確認する方法
- ビザコンサルタント選びで失敗しないためのポイント
- NZ永住権の条件に関してよくあるQ&A
最後まで読めば、あなたに合った取得ルートとその条件がきっと分かるでしょう!
※このページでは一般的な情報提供を目的としています。
ビザ申請の条件や手続きは変更される可能性があるため、最新かつ正確な情報については、ニュージーランドで資格を有する正式な移民アドバイザーにご相談ください。
1. ニュージーランドの永住権を得るための条件は?
よく “永住権” とひとまとめにされがちですが、実際には2ステップから成ります。
- まず Resident Visa(居住ビザ) を取得。
- その後一定条件を満たして Permanent Resident Visa(永住ビザ) に更新。
この “Permanent” とは日本語で「永久の、永続的な、変わらない」という意味で、永住ビザには有効期限や更新もありません。
分かりやすく言うと、
⚫︎ 居住ビザとは、
「取得後2年間は自由に住んだり、出入国してもいいよ」という条件付きのビザ。⚫︎ 永住ビザとは、
「永久に自由に住んだり、出入国していいよ」という一切条件のないビザ。
※ちなみに、Resident Visaのことを本サイトでは「居住ビザ」と訳していますが、特に決まった呼び方があるわけではなく、人によっては「仮の永住権」「条件付きの永住権」など呼ばれることもあります。
「居住ビザ」と「永住ビザ」の比較
項目 | 居住ビザ | 永住ビザ |
---|---|---|
有効期限 | 通常2年間 (渡航条件付き) |
無期限 |
渡航条件(*1) |
取得後2年間はNZ再入国が自由 | 無期限でNZ出入国が自由 |
取得までの流れ | 各種ビザごとの条件を満たして申請 | ① Resident Visaを2年以上保持 + ② NZへのコミットメント要件(*2)を満たす |
NZ滞在要件 | 取得時点では必須でない場合も多い | 過去2年間でNZに十分滞在 (または事業運営・投資など他のコミットメント要件) |
権利・義務 | 就労・居住・教育・医療の権利は市民とほぼ同等 (ただし市民権は除く) |
居住ビザと同等だが、渡航の自由度が無期限 |
有効期限は? | 有効期限を過ぎるとNZ国外からの再入国不可 | 基本的に失効しない (虚偽申請・犯罪など重大な理由を除く) |
(*1) 渡航条件とは、英語では “Travel Conditions”のことで、「NZ国内に入国する際の条件」のことを指します。
(*2)「NZへのコミットメント要件」とは、例えば居住ビザを取得後2年間のうち一定期間NZに住むことなど、各種ビザによって必要要件が異なります。
(例えは滞在日数、税務居住、投資、事業運営、生活基盤の証明など)
居住ビザから永住ビザへ進む基本ステップ
ステップ①:
居住ビザを「2年以上」保有
起算日は「居住ビザを取得した日」または「初回入国日」
ステップ②:
NZへのコミットメント(定着)の証明
次の以下の5つの条件のうち、いずれか1つを満たす必要があります。
- 滞在日数:
直近2年間の各12か月で184日以上NZに滞在
(この日数は連続していなくても可)
XXX - 税務上の居住者:
直近2年間の各年で41日以上の滞在があること
同期間について税務居住者であったことをIRDが確認。
XXX - 投資額・投資期間:
NZ$1,000,000以上を2年以上、適格な投資としてNZに投資。
XXX - 事業運営:
NZで1年以上、自らが買収または創業した事業を継続的に運営し、NZに何らかの便益を与えている。
XXX - ⑤ 生活基盤の確立:
NZ滞在期間として以下の条件を満たしていること。
- 申請者本人・・直近12か月で41日以上
- 同伴家族・・・直近2年で各184日以上
- (※その他の条件として「就労9か月以上」または「住宅の取得(初回入国後12か月以内に購入し現保有)」のいずれかを満たすことでも生活基盤の確立が満たされる可能性もあります。)
ステップ③:
永住ビザを申請
身分・素行・健康などの一般要件も満たす必要があります。
【参考】
渡航条件と延長の手続き
もし以下のような状況で居住ビザの有効期限が切れた場合には、永住ビザの取得か渡航条件の延長(”Variation of Travel Conditions”)が必要となります。
- NZ国外にいて再入国したい
- NZ国内にいるが、一時出国した後、再入国したい
2. 永住権を目指すための主な3つのルートと条件まとめ
ニュージーランドの居住ビザを取得するには、代表的な主なルートがいくつかあります。
ここでは、日本人を含む多くの申請者が実際に利用しやすい3つのルートをまとめました。
- ① 技能移民カテゴリー
(Skilled Migrant Category) - ② グリーンリスト経由
(Green List) - ③ ヘルスケア・運輸業ルート
(Care/Transport Work to Residence)
それぞれ順に解説します。
① 技能移民カテゴリー
(Skilled Migrant Category)
「スキル・職歴・資格」をポイント制で評価し、最低6ポイントを獲得すれば申請資格が得られる方法です。
申請資格を得られた後、移住希望登録(Expression of Interest / “EOI”)を申請するとEOIプールに入ります。
そのプールされた中から選考を通過して、申請招待(Invitation to Apply / “ITA”)を受け取ると永住ビザを申請することができます。
このルートで永住権を目指すための主な条件は、以下のとおりです。
- スキルカテゴリーごとに職業登録/学位/年収のいずれかで3〜6ポイント獲得
- NZでの熟練就労経験・・最大+3ポイント
- 合計で最低6ポイント必要 → EOI提出 → 招待 → 申請
- その後、居住ビザ取得後に永住ビザへ進める
② グリーンリスト経由
(Green List)
「グリーンリスト」とは、NZで特に必要性・重要性の高い職種をまとめたリストです。
NZでのその必要性に応じて、最も重要性の高い「Tier1職種」と、それに次いで優先度の高い「Tier2職種」に分けられています。
もしこれらの職種に必要な資格・登録・経験を満たしている場合には、以下2つのルートが用意されています。
- “Straight to Residence”(Tier1)
いつでも居住ビザを申請可能(ジョブオファー取得時点から)
XXX- “Work to Residence”(Tier2)
NZで2年間働いた後に居住ビザを申請可能。
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「Tier1職種」に当てはまる場合
Straight to Residenceは、認定雇用主からGreen List 「Tier 1の職種」のジョブオファーがあれば、すぐに居住ビザを申請可能です。
「Tier2職種」に当てはまる場合
Work to Residenceは、認定雇用主から「Tier2職種」のジョブオファーを得て、NZで2年間就労し賃金要件を満たすことで申請可能です。
※なお、Tier1職種、Tier2職種は随時追加されたり、変更される可能性があります。もし気になる方は最新情報をNZ移民局公式ページで確認するか、正式なビザコンサルタントに相談することをおすすめします。
③「ヘルスケア・運輸業」から永住権を目指すルート
ヘルスケア・運輸業ルートは対象職種は限定的ですが、該当する場合は非常に分かりやすいルートと言えます。
ヘルスケア分野や運輸セクターの特定職種で2年以上就労し、条件を満たせば居住ビザを申請可能です。
- 認定雇用主のもとで、ヘルスケア・運輸業に関する職種に就業
- 2年間、業界基準賃金を満たしながらフルタイム就労
主なビザ取得ルートの条件比較
ルート | 主な要件 | 申請タイミング | 年齢上限 (申請時) |
英語要件 | その他条件 |
---|---|---|---|---|---|
技能移民 カテゴリー |
6ポイント (職業登録・学位・年収+NZ就労経験) |
ポイント達成後すぐ | 55歳未満 | あり | 健康・品行要件、賃金水準 |
グリーンリスト Tier 1 |
「Tier1職種」での認定雇用主オファー + 賃金水準 |
内定取得後すぐ | 55歳未満 | あり | 職業登録要件あり (職種による) |
グリーンリスト Tier 2 |
「Tier2職種」で認定雇用主の下で24か月就労 | 就労2年後 | 55歳未満 | あり | 賃金水準・職業登録要件あり |
ヘルスケア・運輸業 経由 |
対象職種で24か月就労 + 賃金水準 |
就労2年後 | 55歳未満 | あり | 認定雇用主での雇用 |
【参考】
「認定雇用主」とは?
NZのビザ制度における「認定雇用主(Accredited Employer)」とは、NZ移民局から正式に認定を受けた企業や団体のことです。(主なポイントは以下)
- 技能人材の受け入れが可能
認定雇用主は、海外から労働者を雇用する際に必要な「認定雇用主ワークビザ(AEWV)」のスポンサーになることが可能。
XXX - 労働条件やコンプライアンスの基準を満たしている
移民局が定める雇用条件、労働法令順守、従業員の適正な待遇などの要件をクリアしている必要あり。
XXX - 認定の有効期間がある
認定は永続的ではなく、通常は有効期限が設定されており、更新時には再審査が必要。
XXX - 外国人労働者にとってのメリット
認定雇用主からの正式なジョブオファーは、ビザ申請時の重要な条件の1つを満たすため、就労ビザを取得しやすくなる。
3.「技能移民カテゴリー」と「グリーンリストカテゴリー」の条件比較
ニュージーランドで永住権を目指す際、日本人の特に多くが検討するするのが以下2つのカテゴリーを比較しました。
- 技能移民カテゴリー
(Skilled Migrant Category)
XXX - グリーンリスト経由
(Green List)
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どちらも高スキル人材を対象としたものですが、共通の条件もあれば、件やプロセスが異なります。
(※なお、以前の”Shortage List”という制度は廃止され、現在ではグリーンリストカテゴリーが導入されています。)
共通条件
- 申請時点で55歳未満
- 健康要件・品行要件を満たす
- 英語力の要件を満たす(IELTS, TOEFL, PTE Academic等)
- 賃金面・職業登録要件(職種により異なる)
主な相違点
主な相違点を比べると以下のとおりです。
項目 | 技能移民カテゴリー | グリーンリスト |
---|---|---|
評価方法 | 6ポイント制 (職業登録・学位・年収+NZ就労経験) |
職種リスト適合 + 雇用要件(賃金水準・職業登録) |
申請 タイミング |
6ポイント達成後に EOI提出→招待→申請 |
Tier 1:職種オファー取得後すぐ申請可 Tier 2:同職種で24か月就労後に申請可 |
NZでの 就労経験 |
必須ではないが加点要素になる | Tier 1:不要 Tier 2:必須(24か月) |
対象職種 | 幅広い職種が対象 (ポイント条件を満たせば可) |
政府指定のGreen List職種のみ |
処理スピード | 条件達成から申請までやや時間がかかる (EOI→招待待ち) |
Tier 1は最速ルート。 Tier 2は24か月就労後すぐ申請可能。 |
4. 上記2カテゴリー以外でも永住権を目指せる人とその条件
技能移民カテゴリーやグリーンリスト経由以外にも、状況や強み次第では居住ビザ→永住ビザを目指せるルートがあります。
ここでは、永住権を目指す中で、比較的多くの人が一度は気になる主なカテゴリーやルートをまとめました。
- 家族カテゴリー
- 投資カテゴリー
- 起業家ルート
- 学位→就労→永住(Post-Study Work 経由)
- その他の特殊枠・例外
さきに、それぞれの主なポイントを比較すると、以下のとおりです。
ルート | 主な要件 | 申請可能 タイミング |
年齢上限 (申請時) |
英語要件 | その他 条件 |
---|---|---|---|---|---|
家族カテゴリー | パートナー、子ども、親のスポンサー資格 | 条件達成後すぐ | なし | あり (パートナー等) |
関係証明、スポンサーの収入要件 |
投資カテゴリー | Active Investor Plusの投資額要件を満たす | 投資開始後すぐ | なし | あり | 資産証明、投資計画 |
起業カテゴリー | NZでの事業創業・運営 + ポイント要件 |
事業運営後 (期間は条件による) |
なし | あり | 投資額、事業計画 |
学位→就労→永住 (Post-Study Work経由) |
NZの学位取得 + Post-Study Work Visaで就労 + 居住ビザの要件を満たす |
居住ビザの要件を満たした時点 | なし | あり (IELTSや同等試験) |
学位取得、 就労期間の達成、 職種や雇用条件の要件 |
それぞれ主なポイントを順に解説します。
(※ちなみに、上記の他にも難民関連、特定の人道枠、太平洋諸国向けなど、個別性の高いカテゴリーも存在しますが、日本人の多くには当てはまらないため、このページでは紹介しました。)
家族カテゴリー
(Family Category / Family and Partnership)
ニュージーランド市民または永住者と家族関係がある場合のルートです。
この家族カテゴリーの主なビザは、以下のとおりです。
- Partnership(パートナー):
実体のある継続的な関係と同居実績の証明が鍵。
健康・品行・スポンサー要件に加え、関係性の証拠(*)などで判断される
(*共同名義契約、送金履歴、写真、通信記録など)
XXX - Dependent Child(被扶養子):
年齢・扶養実態の要件を満たせば同時または後追いで申請可能。
XXX - Parent Resident(親の呼び寄せ):
スポンサー(子)の収入要件や、EOI(抽選)手続きが前提。
枠・基準は見直しが入るため、最新条件の確認が必須です。
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家族カテゴリーは書証の質と整合性が最重要です。早めに証拠として使えそうな資料を計画的に集めることが大切です。
投資カテゴリー
(Active Investor Plus)
投資カテゴリーは、一定額以上の資金をニュージーランドに適格投資として投資して永住権を目指すルートです。
現在はActive Investor Plusのみが運用されており、以前の旧Investor 1/2は廃止されました。
- 投資枠のタイプ(例):Growth(最低投資額の目安は数百万NZD、投資期間および在留日数要件あり)、Balanced(より高額・長期で在留要件も重め)。
- 投資対象(スタートアップ・ファンド等)、資金の出所証明、滞在実績などの細則に厳密な基準があります。
投資計画は適格性(Eligible Investment)の解釈が肝心です。
公式基準に合致するプロダクトかを必ず一次情報で確認しましょう。
起業家ルート
(Entrepreneur Work → Entrepreneur Resident)
新規創業またはビジネス買収・運営を通じてResident Visaを目指すルートです。
- Entrepreneur Work Visaで事業を一定期間運営し、売上・雇用・地域貢献などの実績を立証。
- その後、条件を満たせばEntrepreneur Resident Visa(永住)へ移行可。
- 一般に最低投資額の目安(約NZ$100,000)、ポイント評価、英語力の証明が必要とされます。
事業計画は実現可能性・雇用創出・地域への便益が評価軸となります。
数値根拠が弱いと審査で苦戦しやすいとされている点に留意しましょう。
学位→就労→永住(Post-Study Work 経由)
留学後にPost-Study Work Visaで就労し、技能移民カテゴリーやグリーンリストに繋げることを目指すルートです。
- 学位レベル7以上(学士〜博士)は、分野を問わず広く就労可。
- 非学位(レベル4〜7)は、指定資格かつ学修分野に関連する職務での就労が条件。
専攻選びの段階から就労につながる分野・資格を逆算すると、永住までの道筋を描きやすくなります。
4章のまとめ
どのルートが向いているを整理すると、以下のとおりです。
- 配偶者・パートナーがNZ市民/永住者:
→ まずはPartnershipの条件をチェック。
XXX - 資産・投資経験が十分:
→ Active Investor Plusの詳細をチェック。
XXX - 起業経験や事業計画がある:
→ Entrepreneur Work → Residentの詳細を確認。
XXX - 時間はかかっても留学から目指したい:
→ 学位レベルやPost-Study Work Visaの条件を満たせるかを先に確認。
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いずれも、最終的には「居住ビザの取得 → 永住ビザの取得」を目指すことになります。
なお、申請要件や賃金水準の条件、対象職種などは都度変更される可能性がある点に注意しましょう。
ここで紹介したビザに関する最新情報は、ご自身で移民局公式ページで調べたり、NZの正式な資格を有するビザコンサルタントに相談することをおすすめします。
5. 制度変更に注意!最新のビザ条件を確認する方法
ニュージーランドの永住権制度は、職種リスト、賃金水準の条件、ポイント要件などが定期的に見直されます。
近年だけでも、グリーンリストの職種追加や賃金要件の改定などが発表されています。
申請準備を進める際は、必ず最新情報を一次情報源で確認する姿勢が欠かせません。
1. ビザごとの公式ページを直接チェック
- 技能移民カテゴリー:
6ポイント制の最新基準、賃金水準の条件、評価対象の資格・職業登録などを確認。
NZ移民局 公式ページ - Green List(Tier 1/Tier 2):
対象職種リスト、賃金水準、職業登録要件の更新情報。
NZ移民局 公式ページ - Care/Transport WTR:
対象職種・賃金要件・追加職種の告知など。
NZ移民局 公式ページ
2. 永住ビザの条件
居住ビザから永住ビザに進むための「NZへのコミットメント」には、主に5パターンがあります。
滞在日数の数え方や税務居住の判定基準など、制度変更が入る場合があります。
【移民局公式ページ】
永住ビザ:https://www.immigration.govt.nz/permanent-resident-visa
3. News Centre
(移民局ニュースセンター)
Green List職種追加、賃金水準の条件改定、申請料の変更などはNews Centreで告知されます。
新制度や廃止予定もまずここに掲載されます。
【移民局公式ページ】
ニュースセンター:https://www.immigration.govt.nz/about-us/news-centre
4. 認定雇用主関連ページ
就労経由での永住を目指す場合、雇用主が認定を維持しているか、ジョブチェック承認が通っているかも重要です。
AEWV関連ページで最新要件や賃金計算方法を確認します。
【移民局公式ページ】
認定雇用主関連:https://www.immigration.govt.nz/skilled-migrant-category-resident-visa/
6. ビザコンサルタント選びで失敗しないためのポイント
ビザ申請のプロセスは複雑で、制度変更も頻繁に行われます。
特に永住権取得を目指す場合、経験豊富で信頼できる「ビザコンサルタント」や「移民アドバイザー」の存在は大きな支えになります。
しかし、その特徴・メリット・デメリットなどが異なるため、自分に合った人を意識して選びことが大切です。
ビザコンサルタント選びで最も大切なこと
それは、NZの公式のライセンス(”IAAライセンス”)を有している専門家の中から選ぶことです。
NZでお金をもらって移民アドバイスの提供が認められているのは、Immigration Advisers Authority(IAA:移民アドバイザー管理局)のライセンス保有者のみです。
逆にいうと、IAAライセンスを持っていない人が自分で “コンサルタント” を名乗り、お金を受け取ってアドバイスを提供することはニュージーランドでは違法です。
“自称コンサルタント”に騙されないように注意!
ビザ関連の有償でのアドバイスは、NZ政府機関に正式に登録された
公式レジスターでライセンスの有効性、取得日、専門分野を確認可能です。
【IAA公式 – 登録アドバイザー検索ページ】
https://app.mbieregisters.govt.nz/iaa/
その他に意識すべき4つのポイント
ビザコンサルタント選びで失敗しないためには、以下のポイントを意識して選ぶことをおすすめします。
- 専門性
- 透明性
- 対応力
- その他(コミュニーションの相性、倫理規範の遵守など)
それぞれ順にお伝えします。
① 専門性:実績と専門分野
- SMC、Green List、投資・起業ビザなど、自分が申請するカテゴリーの案件実績があるか確認。
- 過去のクライアントの事例や成功率を可能な範囲で聞く。
② 透明性:契約内容と料金体系
- 着手金・成功報酬・実費など、料金の内訳が明確かどうか。
- 成功保証や不当な追加請求がないか契約前に確認。
③ 対応力:最新情報へのアクセス、質問への回答に関して
- NZ移民局の最新アップデートを常に把握し、適切に対応してくれそうか。
- こちらの質問内容・質問意図を踏まえた適切な回答をしてもらえるか。
④ その他:コミュニケーション能力、倫理規範の遵守など
- 制度変更や申請進捗を定期的に報告してくれるか。
- 質問へのレスポンスの速さ、説明の分かりやすさも重要。
- もし虚偽申請や不正行為などを提案するようなアドバイザーは必ず避ける。
(IAAのCode of Conductに従っているか)
7. NZ永住権の条件に関してよくあるQ&A
ここではニュージーランドの永住権の条件に関してよくある質問を、Q&A形式でまとめました。
Q1. Green Listの職種なら必ず永住権が取れますか?
A. 必ずではありません。Green List職種に該当しても、賃金水準や職業登録要件、雇用主の認定資格、健康・品行・英語要件など、他の条件を満たす必要があります。
Q2. 永住権の年齢制限はありますか?
A. あります。ほとんどのスキル系ルート(SMC、Green List、Care/Transportなど)は申請時55歳未満が条件です。
ただし、投資や起業、家族カテゴリーなど一部のビザは年齢制限がありません。
Q3. 居住ビザ(Resident Visa)取得後すぐにNZを離れても大丈夫ですか?
A.はい。ただし、居住ビザ取得技すぐにNZを離れても大丈夫ですが、永住ビザ(Permanent Resident Visa)に繋げるためには、取得後2年間に一定期間NZで過ごす必要があります。
ちなみに、NZ国外でResident Visaが失効した場合は、渡航条件(再入国期限)切れで再入国できなくなり、渡航条件延長の手続きをまたは永住ビザへの切替えが必要になります。
Q4. 英語要件はどのくらい必要ですか?
A. IELTS、TOEFL、PTE Academicなどで、総合スコア6.5(IELTS Academic/Generalの場合)が求められるケースが多いです。
カテゴリーや職種により免除条件もあります。
なお、最新情報についてはNZ移民局の公式ページで確認するか、正式な資格を有するビザコンサルタントに相談することをおすすめします。
【NZ移民局公式ページ】
英語要件:English language requirements for skilled residence visas
Q5. 技能移民カテゴリーのポイント制は頻繁に変わりますか?
A. はい。必要ポイント数や加算対象、賃金麺の条件は都度見直されます。
必ず申請直前に公式ページで最新要件を確認してください。
Q6. 自分がどのルートに当てはまるか分からない場合は?
A. まずは移民局のビザ検索ツール「Visa Options」で条件を入力し、適合するビザを確認することをおすすめします。
複数候補が出る場合は、IAA登録アドバイザーに相談するのも有効です。
8. 記事全体のまとめ
すでにお伝えしてきたとおり。ニュージーランドの永住権取得は、以下の2ステップから成ります。
- 居住ビザ(Resident Visa)
有効期限2年+一定期間のNZ滞在義務あり - 永住ビザ(Permanent Resident Visa)
一切条件のないビザ
それぞれの段階には異なる条件があり、申請ルートによって求められる要件も変わってくるため、NZ移民局公式ページで最新情報をチェックする姿勢が欠かせません。
居住ビザの取得:
技能移民カテゴリー、グリーンリスト経由、ヘルスケア/運輸業経由、投資、起業、家族カテゴリーなど、自分に合ったルートを選び、条件を満たす必要あり。
永住ビザへの移行:
居住を2年以上保持し、NZへのコミットメント要件(滞在日数・税務居住・投資・事業運営・生活基盤確立など)を満たす必要あり。XXX
「制度は頻繁に改定される可能性」があることに注意
グリーンリスト職種や賃金面での条件、ポイント制度の変更は、数ヶ月〜年単位で行われることがあり、最新の公式情報を確認しながら計画を立てることが成功には欠かせません。
また、ビザ申請に少しでも不安がある場合や条件が複雑なケースでは、IAAライセンスを持つ移民アドバイザーへの相談を検討することをおすすめします。
専門家によるサポートは、正確な情報はもちろんのこと、時間と労力の節約につながるという点でも依頼する価値は十分にあると私は考えています。
さいごに:
ニュージーランド永住を現実のものにするためには、ルート選びと条件確認を丁寧に行い、最新情報に基づいて準備を進めることが大切です。
このページが、あなたの移住計画の第一歩を踏み出すために何か1つでもお役に立てたら幸いです。