初めてのニュージーランド短期留学!費用・都市・体験談まで【安心ガイド】

ニュージーランド短期留学のアイキャッチ

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「長期の留学は難しいけど、短期間だけでも海外で英語を学びたい」など、そんな方にぴったりなのが、ニュージーランドの短期留学です。

美しい自然、治安の良さ、フレンドリーな国民性が魅力のニュージーランドは、1週間〜3ヶ月の語学留学やアクティビティ留学に理想的な環境です。近年は学生はもちろん、社会人・親子留学・ラグビー留学にも選ばれています。

このページでは、ニュージーランド短期留学の費用、学校選び、ビザ、滞在方法、体験談まで、以下の流れで留学初めての人にも分かりやすく解説します。

  1. ニュージーランド短期留学とは?基本情報・魅力・人気の理由
  2. NZ短期留学で学ぶ!語学・アクティビティ・専門体験コースなど
  3. NZ短期留学のおすすめのプラン【滞在期間別4パターン】
  4. NZ短期留学|人気都市別の特徴と向いている人
  5. NZ短期留学|費用と内訳(学費・滞在費・その他)
  6. NZ短期留学|必要なビザと渡航条件
  7. NZ短期留学の滞在スタイル|選び方と事前準備
  8. 実際の留学体験談は?NZ短期でも英語力と自信ってつくの?
  9. ニュージーランド短期留学に関してよくあるQ&A

最後まで読めば、ニュージーランド短期留学で知っておくべきすべてがきっと分かるでしょう。旅行では味わえない、現地で暮らすように学ぶ体験を始めてみませんか?

(※)本サイトでは常に最新の情報提供に努めていますが、各種留学制度・条件等は変更される可能性があります。最新情報は必ず各機関の公式サイト等でご確認ください

1. ニュージーランド短期留学とは?基本情報・魅力・人気の理由

ニュージーランド短期留学とは、1週間〜3ヶ月程度の期間で行う語学留学や体験型留学のことを指します。

夏休み・春休みなどの長期休暇を活用した学生の語学研修はもちろん、社会人のスキルアップ、親子での教育旅行など、さまざまなスタイルがあります。

欧米のようなハイテンションな英語環境ではなく、落ち着いた雰囲気の中で“自然に英語に触れられる”ことがニュージーランド短期留学の大きな魅力です。

なぜ今、ニュージーランドの短期留学が選ばれているのか?

✅ 英語初心者にやさしい国民性と環境

主な留学先と比べて、現地の人々はフレンドリーで、ゆっくり話してくれる人が多いのも特徴です!

英語に自信がなくても安心して話しかけられる環境が整っています。

✅ 治安の良さと衛生面の信頼性

特に女性や若年層にとって、「安全で清潔」というのは短期滞在先として非常に重要です。

ニュージーランドは世界でも治安の良い国として評価されています。

✅ 大自然とアクティビティとの融合

語学だけでなく、午後はアクティビティに参加できるコースも人気です。

乗馬、農場体験、サーフィン、ボランティアなどがセットになったプログラムもあります。

✅ ビザ不要で最長3ヶ月滞在可能

日本国籍保持者は、観光目的であればビザなしで最大3ヶ月の滞在が可能です。(ただし、電子渡航認証「NZeTA」は要登録)

語学学校への短期通学もこの範囲内で可能なため、手続きもシンプルです。

✅ 留学+観光+現地生活の“いいとこ取り”ができる

午前中は語学レッスン、午後は観光や買い物、週末は郊外の自然まどを満喫することもできます。

ニュージーランドで「学びながら旅する」スタイルが実現できるのも、短期留学の醍醐味です。

こんな人におすすめ

  • 学生の休暇を使って英語環境に挑戦したい
  • 長期休み中に語学力を伸ばしたい高校生・大学生
  • 子どもと一緒に留学したい親子
  • ワーホリや長期留学の前に“お試し留学”をしてみたい社会人
  • 旅行では物足りない…もっと深く現地を知りたい人

短期間とはいえ、環境にどっぷり浸かることで「英語を使う感覚」「異文化を理解する力」は確実に身につきます。

次の章では、短期留学で実際に学べる内容と、人気のプログラムについて詳しくご紹介します。

2. NZ短期留学で学ぶ!語学・アクティビティ・専門体験コースなど

ニュージーランドの短期留学は、ただ教室で英語を学ぶだけでなく、現地の自然・文化・人との関わりを通じて生きた英語を体験できるのも大きな特長です。

この章では、短期留学で選ばれている主なコースの種類と、それぞれの特徴をご紹介します。

一般英語コース
(General English)

最もスタンダードな語学コースで、短期でも効果的に英語4技能(話す・聞く・読む・書く)を学べます。

初心者が「英語を使う楽しさ」に触れる最初のステップに最適です。

対象レベル:

  • 初級〜上級まで幅広く対応

期間の目安:

  • 1週間〜12週間(週20〜25時間)

特徴:

  • 午前:文法・会話中心の授業
  • 午後:アクティビティや選択授業(発音・映画・英語ゲームなど)

英語+アクティビティコース
(English + Activities)

午前中は英語を学び、午後はニュージーランドならではの体験活動に参加できるコース。観光やリフレッシュを目的とする短期留学に人気です。

「英語+自然」「英語+アウトドア」といった組み合わせができるのはニュージーランドならではです。

アクティビティ例:

  • 乗馬、サーフィン、カヤックなどのスポーツ体験
  • ローカルマーケットや美術館見学
  • 自然保護活動や地域ボランティアなど

対象者:

英語初心者〜中級者、短期旅行感覚の留学を希望する人

試験対策コース
(IELTS・TOEICなど)

短期でも英語試験対策に集中したい方に向けた専門コース。2週間〜の集中講座として提供している学校もあります。

就職活動前や、大学出願前の短期集中対策におすすめと言えます。

対象者:

  • 中級以上の英語力を持ち、目的スコアが明確な人

特徴:

  • 模擬試験やリスニング対策
  • 解答テクニック指導、個別フィードバックあり
  • 試験会場として認定されている学校も

専門体験型コース
(英語+専門分野体験)

特定の分野に興味がある人向けに、英語と専門体験を組み合わせたコースも存在します。

「勉強だけで終わらない留学」を求める社会人やシニア層にも好評です。

専門分野の例:

  • 英語+農場体験(ファームステイ)
  • 英語+ワイン・カフェ文化体験
  • 英語+幼児教育体験(保育園訪問など)
  • 英語+環境保護活動

ジュニア・親子留学プログラム

小中高生や保護者との親子参加を想定した特別プログラムも増加中。語学と現地校体験、カルチャー交流を組み合わせた内容が中心です。

家族の絆を深めながら英語に触れられる、教育旅行としても注目されています。

対象年齢:

  • 6歳〜18歳(保護者同伴可能)

内容例:

  • 午前:語学学校でレッスン
  • 午後:現地校訪問・文化交流・アクティビティ
  • 保護者は別コース受講または観光

ラグビー留学

ラグビー大国ニュージーランドならではの留学スタイルが「ラグビー留学」です。

特に高校生〜大学生を中心に人気で、スポーツ推薦や将来的なラグビーキャリアを見据えた参加も近年増加中です。

対象者:

  • 中学生〜大学生レベルのラグビー経験者(男女ともに)
  • 保護者同行型の「親子ラグビー留学」も一部で実施

内容例:

  • 午前:ESOL(英語学習)または学校授業
  • 午後:ラグビースキル/チームトレーニング/戦術理解/筋力・走力指導
  • 現地チームや高校の部活に合流することもあり(事前マッチング)

2章のまとめ

このように、ニュージーランドの短期留学は「期間が短いから学べることも限られる」とは限りません。

むしろ短期間だからこそ、目的を絞って集中した学びを集中的に体験ができるのが強みです。

次の章では、1週間・2週間・1ヶ月などの滞在期間ごとに、どんなプランが組めるかを具体的にご紹介します。

3. NZ短期留学のおすすめのプラン【滞在期間別4パターン】

ニュージーランドの短期留学は、目的やスケジュールに合わせて柔軟にプランを組めるのが大きな魅力です。

1週間から3ヶ月まで、期間ごとに適した学び方や体験内容が異なります。

この章では、よく選ばれる4つの期間別プランをご紹介します。

■ 1週間プラン:観光+英語体験

主なポイントなど
対象者 ・英語初心者
・時間が限られている社会人や学生
おすすめ都市 ・オークランド
・クライストチャーチ
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(※ 空港が近く、アクセス良好)
内容例 午前:
一般英語レッスン(週15〜20時間)
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午後:
シティツアー/博物館見学/カフェ文化体験など

主なポイント

  • 学びより“英語に触れてみる”ことを重視した内容
  • 1週間でも生活環境に英語があることで大きな刺激に
  • 「旅行以上、留学未満」の新しい形。特に初めての留学体験に最適。

■ 2週間プラン:英語とアクティビティの両立

主なポイントなど
対象者 ・学生の長期休暇
・親子留学
・軽めの英語力強化
おすすめ都市 ・ウェリントン
・ハミルトン
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(※ 落ち着いた環境で学びやすい)
内容例 午前:
一般英語 or 会話中心のレッスン
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午後:
自然体験・マオリ文化ワークショップ/スポーツ体験など

主なポイント

  • 日常表現がスムーズに出るようになる人も多い
  • 滞在中の「習った英語をすぐ使う」ことで実践的な理解が深まる
  • 学びと観光、どちらも充実した“満足度重視”の期間。

■ 1ヶ月プラン:しっかり学んで自信をつける

主なポイントなど
対象者 ワーホリ前の準備/大学生の語学研修/社会人のスキルアップ
おすすめ都市 ・オークランド
・クライストチャーチ
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(※ 学校の選択肢が豊富)
内容例 午前:
英語授業(週25〜30時間)
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午後:
英語授業(週25〜30時間)
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週末:
週末は近郊への小旅行、ホームステイ先での交流など。

主なポイント

  • 文法・語彙の基礎固め+簡単な会話ができるようになる人が多い
  • “話せる”という実感が芽生え、次のステップ(ワーホリ・進学)への自信につながる
  • 「短期で本気」の人におすすめ。英語力も意識も大きく変わる1ヶ月。

■ 3ヶ月プラン:実質“中期”の成果を実感

主なポイントなど
対象者 ・長期留学を検討中の人
・本格的な試験対策をしたい人
おすすめ都市 ・ダニーデン
・ハミルトン
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(※ 落ち着いた環境で集中しやすい)
内容v例 ・レベル別英語+試験対策(IELTSやTOEICなど)
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・学校主催の現地ボランティア/会話クラブなどに参加

主なポイント

  • 英語に対する「慣れ」と「実力」がしっかりつく
  • EAP(進学準備)や専門コースへの接続も視野に入る
  • 留学後に「もう一歩踏み出したくなる」人が最も多いのがこの3ヶ月プラン。

3章のまとめ

短期とはいえ、期間によってできること・得られる成果は大きく異なります。

自分の目標に合わせて最適な滞在期間を選ぶことで、限られた時間の中でも最大限の成果を得ることができます。

次の章では、人気都市別に見る短期留学の特徴を詳しくご紹介します。都市選びは学習スタイルや予算にも直結する重要なポイントです。

4. NZ短期留学|人気都市別の特徴と向いている人

ニュージーランドには短期留学に適した都市が数多く存在し、それぞれが異なる魅力と学習環境を備えています。

ここでは、特に人気のある5都市について、短期留学における特徴・費用感・おすすめポイントを比較しながらご紹介します。

■ オークランド

オークランド(Auckland)は最大都市で選択肢が豊富で、初めての短期留学にも安心です。

おすすめポイント:

  • 語学学校の数が最も多く、短期受け入れ対応校も多数
  • 日本人スタッフが常駐する学校もあり、サポート体制が手厚い
  • アジア系の食材店やレストランも多く、生活の不安が少ない
  • 自然と都会のバランスが取れた都市型留学が可能

おすすめの人:

  • 海外初心者
  • サポート体制を重視したい人
  • 学校・コースの選択肢を幅広く持ちたい人

費用目安(4週間):

  • NZ$5,500〜6,500(ホームステイ含む)

■ クライストチャーチ

クライストチャーチ(Christchurch)は、コストパフォーマンスも良い南島主要都市です。

おすすめポイント:

  • 学費・滞在費ともにオークランドよりやや安価
  • ヨーロッパ調の落ち着いた街並みが魅力
  • 学生フレンドリーな雰囲気で集中しやすい
  • アクティビティ(スキー、乗馬、自然散策)も充実

おすすめの人:

  • 自然が好きで落ち着いた環境で学びたい人
  • 費用を抑えたい学生・社会人
  • 少人数制の学校でじっくり学びたい人

費用目安(4週間):

  • NZ$5,000〜6,000

■ ウェリントン

ウェリントン(Wellington)は、アート・カルチャーと英語学習を両立できる首都です。

おすすめポイント:

  • 芸術・映画・音楽など文化系アクティビティが盛ん
  • 政治・教育・行政機関が集中し、インテリジェンスな雰囲気
  • シティがコンパクトで暮らしやすく、通学も便利
  • アカデミック系の語学学校や大学付属校も充実

おすすめの人:

  • 芸術や文化に関心がある人
  • 通学や生活のしやすさを重視したい人
  • 少し静かな都市生活を送りたい人

費用目安(4週間):

  • NZ$5,500〜6,500

■ ダニーデン

ダニーデン(Dunedin)は、学園都市で落ち着いた留学生活を送りたい人に特に向いています。

おすすめポイント:

  • オタゴ大学の街として有名で、教育レベルが高い
  • 街全体が学生中心に動いており、安心して学べる
  • 自然と歴史的建築が調和した落ち着いた環境
  • 進学準備コースを備える語学学校が多い

おすすめの人:

  • 勉強に集中したい人
  • 将来的に専門・大学進学を検討している人
  • 小規模で落ち着いた学習環境を求める人

費用目安(4週間):

  • NZ$5,000〜6,000

■ ハミルトン

ハミルトン(Hamilton)は、ローカル色の強い中規模都市で、よりローカルに馴染んだ留学生活をより実感しやすいと言えます。

おすすめポイント:

  • 自然と農業に囲まれた、親しみやすい地域性
  • ワイカト大学付属の語学センターがあり、進学対応も◎
  • 地元住民との交流がしやすく、フラットシェアもしやすい
  • オークランドへのアクセスも良好(車で1.5時間)

おすすめの人:

  • ローカル体験を重視したい人
  • 日本人の少ない環境で英語漬けになりたい人
  • 自由度の高い生活スタイルを求める人

費用目安(4週間):

  • NZ$4,800〜5,800

都市選びのポイントまとめ

都市名 向いている人 特徴
オークランド 留学初心者/選択肢を重視する人 安心感・利便性◎
クライストチャーチ コスパ重視の人 自然+落ち着いた環境
ウェリントン 文化・アートに興味がある人 アカデミック+便利
ダニーデン 進学視野にある人/静かに学びたい人 教育都市
ハミルトン ローカル体験をしたい人 暮らすように留学

どの都市を選ぶかで、短期留学の印象や成果は大きく変わります。

語学学校の内容だけでなく、街の雰囲気や自分の性格との相性も考慮して、最適な都市を選びましょう。

次の章では、短期留学にかかる費用の内訳と、予算感の目安を具体的に紹介します。

5. NZ短期留学|費用と内訳(学費・滞在費・その他)

ニュージーランドの短期留学は、1週間からでも参加できる柔軟なプログラムが特徴です。

ただし、費用は期間・都市・滞在スタイルによって大きく異なるため、事前に全体像を把握しておくことが大切です。

この章では、2025年6月時点の情報をもとに、滞在期間別の費用目安と内訳を詳しく解説します。

費用の主な構成要素

内容
学費 語学学校の授業料(週単位で設定)
滞在費 ホームステイ/シェアハウス/寮など
航空券代 日本 – ニュージーランド間の往復航空券
海外旅行保険 通学・通院・緊急医療に備えた保険
ビザ関連費 NZeTA登録料など(ビジタービザ不要)
生活費 食費・交通費・娯楽費などの日常費用

滞在期間別の費用目安(日本円換算の参考)

■ 1週間の短期留学

金額(NZ$)
学費(週20時間) 400〜500
滞在費(ホームステイ) 350
航空券(往復) 1,800〜2,200
保険(1週間) 100〜150
その他(交通費・雑費) 100〜150
合計目安 NZ$2,750〜3,350

■ 2週間の短期留学

金額(NZ$)
学費(週20時間) 800〜1,000
滞在費(ホームステイ) 700
航空券(往復) 1,800〜2,200
保険(1週間) 150〜200
その他(交通費・雑費) 200〜300
合計目安 NZ$3,850〜4,500

■ 1ヶ月(4週間)の短期留学

金額(NZ$)
学費(週20時間) 1,600〜2,000
滞在費(ホームステイ) 1,400
航空券(往復) 1,800〜2,200
保険(1週間) 200〜300
その他(交通費・雑費) 400〜600
合計目安 NZ$5,600〜6,600

節約ポイント

  • 滞在先をフラット(シェアハウス)に変更:ホームステイよりNZ$50〜100/週安くなることも
  • 航空券を早めに予約:3ヶ月以上前の予約で10万円台も可能
  • 平日ランチは自炊または持参で節約
  • 無料の市内バスや学生割引を活用する

ビザ費用について

  • ビザ申請不要(90日以内):
    → 日本国籍者は観光目的の滞在でビザ免除
  • NZeTA登録が必要:
    → モバイルアプリ:NZ$23
    → オンライン:NZ$17
  • IVL(国際訪問者税):
    → NZ$35
  • 上記合計:
    → 約NZ$60

5章のまとめ

上のように実際にかかる費用を見ていくと、「航空券」「滞在費」が大部分を占めることがわかります。

どの都市を選び、どんな生活スタイルで過ごすかによって大きく金額が変わってきます。

そのため、自分の目的と予算に合わせて事前にシミュレーションしておくことが大切です。

次の章では、短期留学に必要なビザの詳細と、渡航条件について解説します。

6. NZ短期留学|必要なビザと渡航条件

ニュージーランドへの短期留学(1週間〜3ヶ月)を検討する際、ビザの手続きは非常にシンプルです。

日本国籍の方は最長3ヶ月までビザ不要で滞在可能なため、煩雑なビザ申請は基本的に不要です。

ただし、渡航前に電子渡航認証(NZeTA)の取得が義務付けられています。

この章では、ニュージーランド短期留学に必要なビザ・NZeTA・その他の条件について詳しく解説します(2025年6月時点の情報に基づく)。

ビザ免除での滞在(最大90日間)

日本国籍の人は、観光目的・短期語学学習を含む滞在であれば、最大90日間のビザなし入国が可能です。ただし、以下の条件をすべて満たす必要があります。

【主な条件】

  • 滞在期間が90日以内であること
  • 認可された教育機関での短期就学(例:語学学校)
  • 出国用の航空券を所持していること
  • 滞在費用を十分に賄える資金証明(現金やカード残高)
  • NZeTA(電子渡航認証)とIVL(国際訪問者税)の取得
  • 健康状態が良好で、重大な病歴・犯罪歴がないこと

NZeTA(New Zealand Electronic Travel Authority)とは?

短期滞在者(ビザ免除対象者)もニュージーランド入国前にオンラインで渡航認証(NZeTA)を取得する必要があります。

【申請方法】

  • 申請方法①:NZeTA公式ウェブサイト(NZ$17)
  • 申請方法②:NZeTA専用アプリ(NZ$23)
  • 有効期間:2年間(マルチプルエントリー可能)
  • 所要時間:通常は申請から数時間〜72時間以内に承認

【IVL(International Visitor Conservation and Tourism Levy)】

  • NZeTA申請時に同時徴収される「国際観光税」
  • 金額:NZ$35
  • 自然保護・観光インフラ整備に使用される目的税

合計費用:NZeTA(NZ$17〜23)+ IVL(NZ$35)= NZ$52〜58

「NZeTA」(”New Zealand Electronic Travel Authority”)の詳細が気になる人は、以下の公式ページでチェックしましょう。

【New Zealand immigration 公式ページ】
https://www.immigration.govt.nz/visas/

なお、公式ページは英語ですが、各種翻訳サイトや機能を使えば意外と楽に内容を確認することができます。

ビジタービザ(Visitor Visa)が必要なケース

以下のような場合は、ビジタービザの取得が推奨または必要になることがあります。

すでに90日間のビザ免除枠を過去に利用しており、再渡航時に不安がある場合
90日近く滞在予定で、余裕を持ちたい場合(念のため申請するケース)
入国審査で詳細な滞在目的を説明することに不安がある場合

【申請概要】

  • 申請費用:NZ$246(オンライン申請)
  • 滞在可能期間:最大9ヶ月(観光・語学学習含む)

主な提出書類:

  • パスポート・写真
  • 学校からのレター(入学許可証)
  • 滞在先の証明、資金証明
  • 航空券の予約情報など

5章のまとめ:短期留学でのビザ選択の目安

滞在期間 必要な手続き 補足
1〜90日以内 NZeTA+IVLのみ ビザ不要、最も簡単な方法
91日以上 学生ビザ or ビジタービザ 中期・長期留学用
不安がある場合 ビジタービザを任意で取得 曖昧な目的や長期滞在予定がある場合に安心

ニュージーランドの短期留学は、手軽なNZeTA登録だけで実現可能な点が大きな魅力です。

ただし、入国審査でトラブルを避けるためにも、帰国用の航空券、滞在資金、学校のレターなどを印刷して携帯しておくと安心です。

次の章では、ホームステイや学生寮など、短期滞在に適した住まいの選び方と事前準備について解説します。

7. NZ短期留学の滞在スタイル|選び方と事前準備

短期留学の満足度を左右する大きな要素のひとつが「どこに住むか」です。

特にニュージーランドでは、滞在スタイルによって英語の上達度や現地との交流の深さが大きく変わることもあります。

この章では、ニュージーランド短期留学で主に選ばれている滞在方法と、それぞれの特徴・費用・メリット・事前準備について解説します。

■ ホームステイ(Homestay)

英語環境と現地文化を同時に体験できる王道スタイル

費用目安:

  • NZ$300〜350/週(食事2〜3食付き)

メリット:

  • 日常的に英語を使うチャンスが多い
  • 地元の生活文化をリアルに体験できる
  • 初めての海外でも安心(サポート体制あり)

注意点:

  • プライバシーや食事スタイルに違いがある
  • 家のルール(シャワー時間、門限など)を尊重する必要あり
  • 英語力より「コミュニケーションを楽しむ姿勢」が重視されます。

■ 学生寮・レジデンス(Student Residence)

同世代と交流できる安全・快適な選択肢

費用目安:

  • NZ$250〜400/週(学校併設 or 徒歩圏内)

メリット:

  • 通学が便利(徒歩圏 or シャトルあり)
  • 同じ目的を持つ学生との出会いが豊富
  • プライベートルーム・共有キッチンなど設備が整っている

注意点:

  • 部屋数に限りがあり、早期予約が必要
  • 交流はしやすいが、英語環境になるかどうかは周囲次第
  • 夏季(1〜3月)はすぐに満室になることもあるので注意。

■ フラット・シェアハウス(Flat / Shared House)

自由な生活スタイルが魅力のローカル型滞在

費用目安:

  • NZ$180〜300/週(食事なし)

メリット:

  • 自炊ができ、生活費を抑えやすい
  • 地元の若者や長期滞在者と交流できる
  • 自由度が高く、生活リズムも自分次第

注意点:

  • 家事・掃除・食事などすべて自己管理
  • 英語環境を保証できるわけではない(ルームメイト次第)
  • 短期滞在の場合、学校が提携するシェアハウス利用が一般的です。

■ ホテル・ホステル・B&B

短期かつ観光寄りの滞在におすすめ

費用目安:

  • NZ$100〜200/泊(立地・設備により異なる)

メリット:

  • プライバシーと快適さが確保されている
  • 授業後に観光やリモートワークを楽しみたい人に便利

注意点:

  • 英語を話す環境としては限られる
  • 自炊不可の施設が多いため食費がかさむ
  • 1週間以内の滞在や自由度重視の社会人に選ばれる傾向があります。

滞在方法の選び方ポイント

優先するもの おすすめ滞在スタイル
英語漬けの生活 ホームステイ
安心・快適さ 学生寮
自由な生活/費用を抑えたい フラット・シェア
観光・短期集中 ホテル・B&B

滞在準備でチェックすべきこと

  • 渡航の1ヶ月以上前には確定・予約しておく(特に繁忙期は早めが鉄則)
  • 食事の有無・通学距離・Wi-Fi環境を事前に確認
  • アレルギー・食事制限・ペットの有無などの希望は早めに伝える
  • どのスタイルでも最低限の英語での意思表示はできるよう準備を

7章のまとめ

滞在先は、英語の上達にも精神的な安心にも直結する大切な要素です。

例えば、「英語力を伸ばしたいのか」「快適さを重視するのか」といった自分の優先順位を明確にし、最適なスタイルを選びましょう。

次の章では、実際に短期留学を経験した人たちのリアルな声をご紹介します。体験談から成功のヒントをつかんでいきましょう。

8. 実際の留学体験談は?NZ短期でも英語力と自信ってつくの?

短期留学は「ほんの数週間で本当に変化があるの?」と不安に思う方も多いかもしれません。

しかし、実際にニュージーランドで短期留学を経験した人たちの声からは、語学力だけでなく、自信や価値観に変化があったことが数多く語られています。

ここでは、実際の体験談をもとに、短期留学のリアルな成果をご紹介します。

■ 大学生(2週間・オークランド)

「話せない自分を変えたくて。短期間でも“英語で通じる”感動があった」

  • 大学の春休みを利用して、2週間だけホームステイ+語学学校に参加。
  • 最初はまったく聞き取れず、ホストファミリーとの会話も続かず落ち込む毎日
  • しかし、学校の先生やクラスメイトがとてもフレンドリーで、毎日「使う→間違える→覚える」の繰り返しができました。

最終日には、自分の言葉で“Thank you for everything”と伝えられたとき、「通じる嬉しさ」と「もっと学びたい気持ち」が自然に湧き上がっていました。

■ 社会人(1ヶ月・クライストチャーチ)

「リフレッシュ目的で来たけれど、思いがけず将来の視野が広がった」

  • 仕事の区切りがついたタイミングで、語学+自然体験のコースに参加。
  • 午前中は少人数クラスで英語を学び、午後は近郊の牧場やガーデンを訪ねるフィールドワーク。
  • 日本では味わえない “ゆるやかな時間” の中で、英語と生活が溶け合う感覚を体験できました。

帰国後は外資系企業への転職を目指して勉強を続けていて、「あの1ヶ月がなければ踏み出していなかった」と実感しています。

■ 高校生(3週間・ハミルトン/親子留学)

「親子で参加できたことで、はじめて“海外”が自分ごとになった」

  • 高校1年の夏、母と一緒に親子留学プログラムに参加。
  • 私は午前に英語の授業、母はアクティビティに参加し、午後は一緒に現地の高校で交流会やカフェ体験などに参加。
  • 特に印象的だったのは、現地の同年代と過ごした“イングリッシュ・ランチ”。

最初は緊張したけど、同じ10代同士、ジェスチャーや簡単な言葉だけで通じ合えた経験が大きな自信になりました。

■ シニア女性(2週間・ウェリントン)

「60代からの“学び直し”。年齢に関係なく楽しめた」

  • 退職後の自分へのご褒美として2週間の短期留学に参加。
  • 年齢の不安はありましたが、語学学校には自分と同じ世代の方も多く、すぐに打ち解けることができました。
  • クラスでは、人生経験があるからこそ深まる英語の会話もあり、

毎日が刺激の連続。今では帰国後もオンラインで英語を続けていて、来年また再訪したいと思っています。

■ 留学エージェントの声

実際に多くの方の留学をサポートしてきましたが、「数週間でも、英語に自信がついた」「日本では出会えなかった価値観に触れられた」といった声はとても多いです。

また、短期でも「学ぶ姿勢」と「人とのつながり」さえあれば、得られるものは想像以上。ニュージーランドはそのための環境が整っている国だと自信を持って言えます。

8章のまとめ

短期留学は「何をするか」だけでなく、「どんな気持ちで向き合うか」で成果が大きく変わります。

たった数週間でも、自分の可能性を再発見するきっかけになることもあります。

次の章では、これから短期留学を検討する方のために、よくある質問をQ&A形式でご紹介します。

9. ニュージーランド短期留学に関してよくあるQ&A

短期留学は気軽に始めやすい反面、「本当に大丈夫かな?」「こんな場合はどうなるの?」という疑問も多く寄せられます。

この章では、ニュージーランド短期留学に関してよくある質問をQ&A形式でまとめてみました。

Q1. 英語がまったく話せなくても大丈夫ですか?

A. 英語が話せないことで多少辛い思いをする可能性はありますが、短期留学をしてももちろん大丈夫です。

多くの語学学校では、英語初級者向けのクラスが用意されており、講師は「英語がわからない人に教えるプロ」です。

また、日本人サポートスタッフがいる学校もあるため、英語がまったく話せなくてもやる気さえあれば、初めてでも安心して参加できます。

Q2. 滞在は1週間だけでも可能ですか?

A. はい、可能です。

語学学校によっては「1週間〜」受け入れ可能なプログラムを提供しています。旅行+英語体験という形で参加する方も多く、特に春休み・夏休みに人気があります。

Q3. ワーキングホリデー前に短期で準備留学できますか?

A. とても有効な方法と言えます。

多くの方がワーホリ前に1〜2ヶ月の語学研修を行い、現地での生活に慣れてから本格的に仕事探しを始めています。滞在方法や銀行口座開設の練習にもなります。

Q4. どの都市が一番おすすめですか?

A. どの都市が合っているかは、その人の目的・好み・生活スタイルなどによって異なるため、一概に言うことはできません。

都市選びのポイントについては先ほど少し触れましたが、それぞれの特徴を比較して選ぶのがベストです。

例えば以下のように候補を絞っていくことをおすすめします。

  • 利便性を重視
    →「オークランド」
  • 落ち着いた環境で学びたい
    →「クライストチャーチ」や「ダニーデン」
  • 文化体験を重視
    →「ウェリントン」など、

ちなみに、もしどの都市を選ぶか悩ましい場合には、信頼できる留学エージェントに早めに相談することをおすすめします

Q5. 途中で学校を変更することはできますか?

A. 基本的にはできませんが、状況によります。

短期留学では1〜4週間程度の就学が多く、学校変更は原則不可とされています。

ただし、トラブルや急な事情により学校側と相談して対応できる場合もあります。

Q6. 学費や滞在費以外にかかる費用は?

A. 例えば、以下のような費用が発生します。

  • 航空券(往復で約16〜20万円)
  • 海外旅行保険(2週間で約1〜1.5万円)
  • NZeTA+IVL(約5,000円)
  • 生活費(昼食代、交通費、レジャー費)など

Q7. 年齢制限はありますか?

A. 一般的に年齢制限はありません。

語学学校によって最低年齢(16歳〜)の設定はありますが、上限はなく、60代・70代の方が学び直しで参加するケースも増えています。

特にニュージーランドでは社会に出た後に、学校に通って勉強することも一般的で広く受け入れられている風土もあります。

そのため、学生・社会人・シニアまで幅広い層の留学先としておすすめできます。

Q8. 学校への申し込みはいつまでにすれば良いですか?

A. 学校やプログラムによっても異なりますが、「遅くとも出発の1ヶ月前」までが目安とされています。

ただし、夏休み・春休みなどの繁忙期はすぐに定員に達するため、出発の2〜3ヶ月前には問い合わせ・予約をするのが無難です。

Q9. コロナ後の安全性は大丈夫ですか?

A. ニュージーランドは安全管理体制が整っています。

現在、特別な入国制限はありませんが、各学校では衛生管理や体調報告の体制が整えられており、安心して学べる環境が維持されています。

もしコロナ(”COVID-19″)関連が気になる人は、ニュージーランド政府公式の関連サイトで最新情報をご確認ください。

【Health New Zealand公式ページ】
https://www.tewhatuora.govt.nz/covid-19-data/covid-19-current-cases

9章のまとめ

疑問を解消し、自分に合った形で一歩踏み出すことが、充実した短期留学につながります。

次の章では、これまでの内容をふまえ、短期留学の魅力と成功のポイントをまとめます。

10. まとめ|短期だからこそ得られる、かけがえのない体験

ニュージーランドの短期留学は、「今の自分を一歩前に進めたい」「英語に触れてみたい」「人生に少し変化がほしい」という思いにぴったりの選択肢です。

たとえ数週間の滞在でも、海外で生活しながら英語を学ぶ経験は、日本では得られない気づきや成長のきっかけになります。

ここまでの主なポイント

✅ 滞在は1週間から可能で、社会人・学生・シニアまで年齢問わず参加できる

✅ 学費や滞在費は1週間で約25万円〜、1ヶ月で約50万円〜が目安

✅ NZeTAの取得だけでビザ不要、渡航手続きも比較的シンプル

✅ 都市ごとに雰囲気や費用が異なり、自分に合った場所選びが重要

✅ 滞在方法は「ホームステイ」が王道。英語環境と現地文化を体験できる

✅ 短期でも英語力と自己肯定感が大きく伸びた体験談が多数

✅ 「留学=長期」の固定観念をくつがえす、新しい学びのスタイル

短期留学を成功させるポイント

数ある留学先の中でも、ニュージーランドは治安・自然・教育環境のバランスが非常に優れた国です。

成功させるためにも以下のポイントをぜひ以下のポイントも意識してほしいと私は思います。

  • 目的を明確にすること:
    「英語を話せるようになりたい」「海外生活を体験したい」など、目的意識が行動に差を生みます。
    XXX
  • 現地の生活を楽しむ姿勢を持つこと:
    語学力に不安があっても、「伝えたい」「つながりたい」という思いが最大の武器になります。
    XXX
  • タイミングを逃さず行動すること:
    たとえ1週間でも、行くと決めたその時が「人生を変えるチャンス」です。

上も意識することで、短期だからこそ、学びも出会いも濃密に感じられるはずです

そんな体験が、あなたのこれからを照らす第一歩になることを心より願っています。

(※)本サイトでは常に最新の情報提供に努めていますが、各種留学制度・条件等は変更される可能性があります。最新情報は必ず各機関の公式サイト等でご確認ください

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