【2025年最新版】ニュージーランド語学留学の安心ガイド|費用・ビザ・おすすめ都市・体験談まで

語学留学のアイキャッチ

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「英語を話せるようになりたい」「ワーキングホリデーの前に英語力をつけたい」など—— そのような想いから、ニュージーランドの語学留学を選ぶ日本人も近年増えてきています。

治安が良く、自然豊かでフレンドリーな国民性を持つニュージーランドは、初めての留学先として特に人気です。

さらに、語学学校の質も高く、初心者から上級者まで自分に合ったペースで学べる環境が整っています。

このページでは、ニュージーランドで語学留学を検討する方に向けて、費用・期間・おすすめの都市・ビザ情報・体験談までを分かりやすく解説します。

  1. ニュージーランドの語学留学が選ばれる理由
  2. NZ語学学校の種類・コース内容・注意点まとめ
  3. NZ語学留学の人気都市|それぞれの特徴と向いている人
  4. NZ語学留学の費用と生活コストの目安は?
  5. NZ語学留学に関するビザ|申請条件・申請手続
  6. 【滞在スタイル別】住まいの選び方のポイント
  7. 【語学留学+α】ワーホリや専門学校への道も目指せる
  8. 実際の体験談|NZ語学留学でしないためのコツ
  9. NZ語学留学に関してよくあるQ&A

最後まで読めば、きっと語学留学の気になるポイントがすべて分かり、あなたの目的・好みに合った最適なプランの選び方が分かるでしょう!

※本サイトでは常に最新の情報提供に努めていますが、各種留学制度・条件等は変更される可能性があります。必ず最新情報は各機関の公式サイト等でご確認ください

1. ニュージーランドの語学留学が選ばれる理由

英語を学ぶための留学先として、ニュージーランドは長年にわたり高い評価を得てきました。

欧米諸国と比べると日本人の割合が少なく、自然や人とのつながりを重視した「のびのびと学べる環境」などが、多くの語学留学生を惹きつけています。

ここでは、ニュージーランドが語学留学の渡航先として選ばれる主な理由を紹介します。

英語初心者にやさしい環境

ニュージーランドでは「ニュージーランド英語」が話されており、発音には独特の特徴があるものの、日常会話のスピードは比較的ゆっくりで聞き取りやすい傾向があります。

加えて、現地の人々は外国人に対して非常に寛容で、英語がうまく話せなくても温かく接してくれる文化があります。

語学学校の質と柔軟性

ニュージーランド国内の語学学校は、NZQA(ニュージーランド資格庁)によって厳格に監督されており、教育の質は国際的に認められています。
また、以下のような幅広いコースの選択肢があり、自分の目標やレベルに合わせて柔軟に学ぶことができます。

  • 一般英語
    → General English
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  • 試験対策
    → IELTS, TOEFL, Cambridge
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  • アクティビティ連動型英語
    → 観光・ボランティア・スポーツなど
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  • ビジネス英語

週単位での申し込みが可能なため、短期から長期まで、ライフスタイルに応じたスケジュールが組めるのも大きな魅力です。

日本人の割合が比較的少なく、英語漬けになれる

オーストラリアやカナダに比べ、ニュージーランドでは日本人留学生の割合が低めです

特に地方都市では、その傾向が顕著と言えます。

そのため、英語で生活せざるを得ない環境が自然と整い、「実践的な英語力」を身につけやすいというメリットがあります。

留学+観光・自然体験が両立できる

授業の合間や週末には、トレッキング、ビーチ、星空観測など、ニュージーランドならではのアクティビティを気軽に楽しめます。

また、語学の勉強だけでなく、心と体をリフレッシュしながらのびのび学べるのが、ニュージーランド語学留学の魅力のひとつです。

ワーホリや進学との組み合わせも可能

ニュージーランドでは、語学留学からスタートし、そのままワーキングホリデーや専門学校・大学への進学につなげる人も珍しくありません。

柔軟なビザ制度や進路の選択肢が豊富なため、「ただの短期留学」で終わらないキャリア形成も可能です。

1章のまとめ

こうした特長から、ニュージーランドの語学留学は「英語を学びたいすべての人」にとって、安心かつ効果的な選択肢となっています。

次の章では、語学学校の種類と、コースの選び方について詳しく解説します。

2. NZ語学学校の種類・コース内容・注意点まとめ

ニュージーランドの語学学校は、目的やレベルに応じてさまざまなコースを提供しています。

例えば、短期留学から長期の進学準備まで幅広く対応しています。

ここでは、主な語学学校の種類と、代表的なコース内容について解説します。

【公立 vs 私立】
語学学校の2つのタイプ

私立語学学校
(Private Language Schools)

最も一般的な選択肢で、多くの日本人が利用しています。都市部を中心に多数の学校があり、コースの種類も豊富です。

入学のタイミングも柔軟で、毎週月曜日スタートの学校もあります。

  • メリット:クラスの雰囲気がアットホーム/短期留学にも対応/サポート体制が充実
  • 例:Languages International(オークランド)、LSI(クライストチャーチ) など

大学付属語学センター
(English Language Centres at Universities)

ニュージーランドの大学が運営する英語教育機関で、アカデミック英語や進学準備に特化しています。

大学キャンパス内で学ぶため、現地学生との交流機会もあります。

  • メリット:進学希望者に適している/アカデミック環境で学べる
  • 例:AUT International House(オークランド工科大学)、University of Otago Language Centre(ダニーデン)

コースの主な種類と内容

一般英語
(General English)

最も基本的なコースで、リスニング・スピーキング・リーディング・ライティングの4技能をバランスよく学びます。初級〜上級までレベル分けがあり、日常英会話を中心に実用的な英語力を伸ばすことが目的です。

  • 対象:英語初心者〜中級者
  • 期間:1週間〜1年間(週20〜25時間が一般的)
  • 特徴:コミュニケーション重視/アクティビティも多め

試験対策
(IELTS/TOEFL/Cambridge)

各種英語試験のスコア取得を目指す方向けの集中講座。進学や永住ビザ申請の要件としてIELTSスコアが必要な場合にも有効です。

  • 対象:中級〜上級者
  • 特徴:模擬試験/試験テクニックに特化した授業
  • 補足:IELTSはニュージーランド国内の多くの教育機関で採用されている試験

ビジネス英語
(Business English)

会議、プレゼン、メール、商談など、仕事で使う英語表現に特化したコース。社会人のスキルアップやキャリアチェンジの準備におすすめです。

  • 対象:中級者以上/社会人経験者
  • 特徴:ロールプレイやケーススタディ中心

英語+アクティビティ
(English + Activities)

午前中に英語を学び、午後はスポーツ、観光、ボランティアなどの体験活動に参加するスタイル。短期留学や10代向けのジュニアプログラムにも人気があります。

  • 対象:英語初心者〜中級者/短期希望者
  • 特徴:楽しみながら英語を学びたい人に最適

進学準備英語
(EAP: English for Academic Purposes)

専門学校や大学進学を目指す人向けのアカデミック英語コースで、レポート作成やプレゼン、アカデミックライティングなどのスキルを身につけます。

  • 対象:IELTS 5.5〜6.5以上を目指す人
  • 特徴:大学付属の語学センターで開講されることが多い

レベルチェックと入学の流れ

ほとんどの語学学校では、入学初日にレベルチェックテスト(筆記・面接)を行い、自分の英語力に合ったクラスに振り分けられます。

定期的な進捗チェックにより、レベルアップも随時可能なところも多いようです。

主な3つの注意点

ニュージーランドの語学留学は、「英語を学びながら、自分らしい生活を送る」ことができる理想的な選択肢です。

その一方で、語学留学を成功させるために以下の3つの注意点を意識することをおすすめします。

  • 公式サイトで必ず最新情報を確認!
    → ビザや学校情報は都度変更される可能性あり
    → 制度変更に注意
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  • 渡航準備は最低3ヶ月前を目安に開始
    → ビザ・滞在先・航空券など
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  • 現地での生活は、異文化を尊重する姿勢がカギ
    → 現地の文化に柔軟に対応するのが

これらを心掛けることで、留学の目的をしっかりと持ち、計画的に準備を進めて、きっとあなただけのNZ留学体験ができるでしょう!

2章のまとめ

語学留学は「何を学ぶか」だけでなく、「どこで、どんなコースを受けるか」が大きなカギとなります。

次の章では、ニュージーランド語学留学で特に人気のある都市と、それぞれの特徴を詳しく紹介します。

3. NZ語学留学の人気都市|それぞれの特徴と向いている人

ニュージーランドには、語学学校が集中する主要都市から、自然に囲まれた地方都市まで、さまざまな留学先があります。

それぞれの都市には個性があり、学習環境や生活スタイルも異なるため、自分の目的や好みに合わせて選ぶことが重要です。

ここでは、語学留学に人気のある5つの都市とその特徴を紹介します。

オークランド
語学学校の選択肢が特に豊富

オークランド(Auckland)はニュージーランド最大の都市で、留学生向けの語学学校が最も多く集まっています。

公共交通機関が発達しており、生活面でも特に便利です。

多国籍な環境の中で、異文化交流を楽しみながら英語を学びたい人に特に向いています。

語学学校の数:

  • 非常に多い
  • 私立・大学付属ともに豊富

特徴:

  • 都市型生活
  • 多国籍な雰囲気
  • 日本人サポートも充実

向いている人:

  • 初めての海外生活に不安がある人
  • 選択肢の多さを重視する人

クライストチャーチ
コスパに優れた南島の中心都市

クライストチャーチ(Christchurch)は、イギリス風の街並みと自然が共存しており、落ち着いた雰囲気の中で勉強したい人に人気です。

学費や生活費がオークランドに比べてやや安く、語学学校も質が高いと評価されています。

語学学校の数:

  • 中規模ながら質が高い

特徴:

  • 自然が豊か
  • 生活費が比較的抑えられる
  • 落ち着いた学習環境

向いている人:

  • 静かな環境で集中したい人
  • コストを抑えたい人

ウェリントン
文化と芸術が息づく首都

ウェリントン(Wellington)は首都でありながらコンパクトな街で、通学にも便利と好評です。

例えば、芸術や映画、音楽の分野に関心のある人に特に人気があります。

カフェや図書館も多く、学習とリラックスのバランスが取りやすい都市です。

語学学校の数:

  • 中規模の語学学校が中心
  • 大学付属が強い

特徴:

  • アートやカルチャー系に強い
  • 首都ならではの落ち着き

向いている人:

  • 文化系に興味がある人
  • 落ち着いた都市生活を送りたい人

ダニーデン
学生の多い地方都市

ダニーデン(Dunedin)は名門・オタゴ大学を中心とした学園都市で、アカデミックな雰囲気もあます。

街全体が学生に優しい雰囲気という声も多く、留学生にも人気の都市です。

大学付属の語学センターもあり、進学希望者や真面目に英語を学びたい人に人気があります。

語学学校の数:

少数だが進学志向に強い

特徴:

アカデミック、学生向け施設が充実、物価も安め

向いている人:

大学進学を目指す人、集中して学びたい人

ハミルトン
自然豊かな中核都市

ハミルトン(Hamilton)はワイカト大学を中心に教育機関が充実しており、オークランドから車で約1.5時間とアクセスも良好です。

都市部ほどの喧騒はなく、落ち着いた留学生活を送りたい人に向いています。

語学学校の数:

中小規模、大学系が中心

特徴:

自然との距離が近い、地元住民との距離も近い

向いている人:

田舎すぎず都会すぎない環境を求める人

3章のまとめ

どの都市を選ぶかは、学びのスタイルだけでなく、生活の快適さにも大きく関わります。

学校のカリキュラムや雰囲気とあわせて、都市の個性もよく比較検討することが、満足度の高い語学留学につながります。

次の章では、語学留学に必要な学費や滞在費、生活費などのコストについて詳しく紹介します。

4. NZ語学留学の費用と生活コストの目安は?

語学留学を検討する際に避けて通れないのが「費用」の問題です。

学費や滞在費はもちろん、現地での生活費や航空券、保険料なども含めて全体像を把握しておくことが、無理のない留学計画を立てる第一歩になります。

この章では、2025年時点の最新情報に基づき、ニュージーランド語学留学にかかる費用の目安をわかりやすく解説します。

語学学校の学費(目安)

語学学校の立地・プログラムなどによって学費は大きく異なる可能性もありますが、1週間あたりの学費の目安は、だいたい以下のとおりです。

期間 学費の目安(週単位)
1〜4週間 NZ$400〜500/週
3ヶ月間 NZ$4,800〜6,000
6ヶ月間 NZ$9,600〜11,500
1年間 NZ$18,000〜22,000

※費用は学校や都市により差があります。一般英語コースの場合の目安で、試験対策コースや専門英語はやや高額になる場合があります。

滞在費の目安

1週間あたりの滞在費の目安は、以下のとおりです。

滞在スタイル 費用目安
(週)
含まれるもの
ホームステイ NZ$300〜350 食事2〜3食/日付き
フラット(シェアハウス) NZ$180〜300 家賃のみ(光熱費別の場合あり)
学生寮 NZ$250〜400 学校によって食事付きもあり

その他の費用(目安)

その他にかかる費用も生活スタイルや水準などによって大きく異なる可能性はありますが、基本的には以下くらいが目安とされています。

金額の目安
航空券
(往復)
NZ$1,800〜2,200
(日本〜オークランド)
海外留学保険
(3ヶ月)
NZ$500〜700程度
学生ビザ申請費 NZ$375(2025年6月時点)
生活費
(食費・交通費・雑費)
NZ$500〜1,000/月

合計費用の一例(3ヶ月の場合)

金額(NZ$) ポイント
学費(12週) NZ$ 5,400 一般英語コース
滞在費(ホームステイ) NZ$ 4,200 12週 × NZ$350
航空券 NZ$ 2,000 往復、早期購入割引あり
保険 NZ$ 600 留学保険加入必須
ビザ申請費 NZ$ 375 オンライン申請
現地生活費 NZ$ 1,500 月NZ$500 × 3ヶ月
合計 NZ$ 14,075程度

節約のポイント

  • 長期申し込みで学費が割安になる場合が多い
    (例:週単価が短期より安くなる)
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  • 滞在費を抑えたいなら「フラット」を検討すべし
    (ただし食費や家具が自己負担)
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  • 自炊をすれば食費を大きく節約できる
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  • 学割や公共施設(図書館など)を積極的に活用する

4章のまとめ

費用は都市、学校、生活スタイルによって大きく差が出る可能性がある点には注意しましょう。

正確な見積もりを出すためには、必ず学校公式サイトやビザ申請ページ、航空会社情報などを確認することが大切です。

次の章では、語学留学に必要なビザの種類と取得の手順について解説します。

5. NZ語学留学に関するビザ|申請条件・申請手続

ニュージーランドで語学留学を行うには、滞在期間や目的に応じて適切なビザを取得する必要があります。

この章では、語学留学に関連する3種類の主要なビザとその条件、申請方法について解説します。

学生ビザ

学生ビザ(Student Visa)は、3ヶ月を超える語学留学の場合に必要となるビザです。

対象者 フルタイム(週20時間以上)で語学学校に通う留学生
就学可能期間 最長4年(通常は学習期間に合わせて発給)
就労可否 週20時間までのアルバイトが可能(ホリデー期間中はフルタイム可)
申請費用 NZ$375(オンライン申請)

主な申請条件:

  • NZQA認定校からの入学許可証(Offer of Place)
  • 学費の支払い証明
  • 滞在費の資金証明(1ヶ月あたりNZ$1,667以上)
  • 海外留学保険への加入(義務)

申請方法:

  1. 学校からOffer of Placeを取得
  2. MyImmigrationNZでオンラインアカウント作成
  3. 必要書類をアップロードし申請
  4. 通常3〜5週間で審査完了

ビジタービザ

ビジタービザ(Visitor Visa)は3ヶ月以内の短期語学留学の場合、ビジタービザでの就学が認められています。

日本国籍保持者は原則ビザ免除で最大90日まで滞在可能ですが、語学学校に通う場合はビジタービザの取得を推奨されることがあります。

対象者 観光・短期就学が目的の人
就学可能期間 最大3ヶ月(12週間)
就労可否 不可
申請費用 NZ$246(オンライン)、あるいは免除対象の場合あり

主な申請条件:

  • 滞在資金と帰国航空券の証明
  • 医療保険への加入(推奨)
  • 観光+語学学習という明確な目的

ワーキングホリデービザ

ワーキングホリデービザ
(Working Holiday Visa)語学留学と就労を両立させたい人向けのビザで、最大6ヶ月までの語学学校通学が可能です。

18〜30歳の日本国籍者が対象で、年間3,000人の定員があります。

対象者 18〜30歳の日本国籍者
就学可能期間 最大6ヶ月
就労可否 制限なく就労可能
申請費用 NZ$420(2025年時点)

主な申請条件:

  • 健康で犯罪歴がないこと
  • 滞在資金としてNZ$4,200以上の証明
  • 医療・旅行保険への加入
  • 有効なパスポート

注意点:

定員制のため、受付開始後すぐに申請が集中し、数分で締め切られることもあるため、準備は事前に済ませておくことが重要です。

ビザ選びの比較表

ここまで紹介したビザ情報をまとめると、以下のとおりです。

ビザの種類 対象者 滞在可能期間 就学可能期間 就労
学生ビザ 長期留学希望者 最長4年 就学期間中フルタイム 週20時間まで
ビジタービザ ・短期留学
・観光併用
最大3ヶ月 最大12週間 不可
ワーキングホリデー 就労希望者 最大1年 ・最大6ヶ月
・フルタイム可
18〜30歳

ビザ申請時の注意点

  • 英語書類の準備が必要:
    → 入学許可証、財政証明、パスポートなどは英語での提出が原則。
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  • 申請は余裕をもって:
    → 特に学生ビザは審査に数週間かかることがあるため、出発の2〜3ヶ月前には申請を開始しましょう。
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  • 最新情報を必ず公式サイトで確認:
    → 申請条件や費用は変更される可能性あり。
    ニュージーランド移民局(Immigration New Zealand)公式サイトで確認することが大切。

自分の留学スタイルや期間に応じた正しいビザを取得することが、安心かつスムーズな語学留学の第一歩です。

次の章では、滞在スタイル別に見る住まいの選び方について解説します。

6.【滞在スタイル別】住まいの選び方のポイント

語学留学中の滞在先は、学習環境や生活の快適さに大きく影響します。

ニュージーランドでは主に「ホームステイ「フラット(シェアハウス)」「学生寮」の3つの選択肢があります。

それぞれに特徴やメリット・デメリットがあるため、自分の目的や性格に合った住まいを選ぶことが大切です。

ホームステイ

ホームステイ(Homestay)は現地の家庭に滞在しながら、英語と文化を学べるスタイルです。

最も多くの語学学校が紹介している滞在方法で、特に初めて海外で生活する人に人気です。

食事付きで、生活に必要な設備も整っているため、到着直後から安心して生活を始められます。

費用目安:

  • NZ$300〜350/週(食事付き)

メリット:

  • 生活面のサポートがある(洗濯や家のルールも明確)
  • 英語のアウトプットの機会が豊富
  • 現地の文化を体感できる

デメリット:

  • プライバシーがやや制限されやすい
  • 家のルールに従う必要がある(門限・シャワー時間など)

フラット・シェア

フラット・シェア(Flat / Share House)は、他の留学生や現地住民と家を共有するスタイルです。

語学力や現地生活に慣れてきた中長期滞在者に人気のスタイル。部屋単位で借りて、キッチンやリビング、バスルームは共同で使います。日本の「シェアハウス」と似た形式です。

費用目安:

  • NZ$180〜300/週(家賃のみ、光熱費別のことも多い)

メリット:

  • ホームステイよりも自由度が高い
  • 生活費を抑えやすい
  • 現地の若者や他国の留学生との交流が生まれる

デメリット:

  • 家事や料理は全て自己管理
  • ルームメイトとの相性が重要
  • 英語環境が保証されないこともある(日本人同士になる可能性あり)

学生寮

学生寮(Student Accommodation)は、語学学校や大学が管理する学生向けの宿泊施設のことです。

通学に便利で、安全面でも安心な滞在スタイル。部屋のタイプや料金は施設によって異なり、食事付き・自炊式などさまざまな選択肢があります。

費用目安:

  • NZ$250〜400/週

メリット:

  • セキュリティが高く安心
  • 同世代との交流がしやすい
  • 通学に便利

デメリット:

  • 人気の寮はすぐに満室になることも
  • ホームステイよりやや割高

目的別のおすすめ滞在スタイル

目的・状況 おすすめの滞在スタイル
初めての海外生活 ホームステイ
英語漬けの生活をしたい ホームステイ/英語環境のフラット
費用を抑えたい フラット・シェア
自由度を重視したい フラット・学生寮
同世代の学生と交流したい 学生寮

滞在先の選び方は、留学生活の満足度に直結します。

希望条件に合う滞在スタイルを事前によく比較・検討し、可能であれば写真やレビューを確認したうえで決めるのがおすすめです。

次の章では、語学留学にプラスして可能な「ワーホリ」や「専門学校進学」などのステップアップの選択肢を紹介します。

7.【語学留学+α】ワーホリや専門学校への道も目指せる

語学留学は、単に英語を学ぶだけでなく、その先の進路につなげるための「土台」として活用することも可能です。

ニュージーランドでは、語学学校からワーキングホリデーや専門学校・大学進学への移行が比較的スムーズで、多くの留学生が“語学留学+α”の形でキャリアを広げています。

この章では、語学留学後に選ばれている代表的なステップアップの選択肢をご紹介します。

ワーキングホリデーとの組み合わせ

語学学校に3ヶ月ほど通ったあと、同じビザ(またはビザ変更)でワーキングホリデーを開始する人が増えています。

特に英語初心者の場合、最初に語学学校で基礎を固めてから就労に移るのは非常に効果的です。

[例] 語学留学→ワーホリの流れ

  • 学生ビザ or ビジタービザで3ヶ月語学留学
  • 一時帰国し、ワーキングホリデービザを新規申請
  • 再渡航し、現地で就労&ローカル生活に挑戦

メリット:

  • 語学力を活かして現地での就労に挑戦できる
  • 滞在期間を最大1年まで延ばせる
  • 自信と実践的な英語力が身につく

専門学校(Polytechnic / PTE)への進学

一定の英語力を身につけた後、専門的なスキルを学ぶために現地の専門学校へ進学する留学生も増えています。

ビジネス、IT、ホスピタリティ、幼児教育、ツーリズムなど分野は多岐にわたり、実践的な内容が中心です。

英語条件の一例:

IELTS 5.5〜6.0 または語学学校の「進学準備コース(EAP)」修了が条件

一部の学校では、内部テストでの進学も可能

メリット:

就職や永住権申請に直結する実務的なスキルを取得

修了後には「ポストスタディワークビザ(Post Study Work Visa)」で就労可能なケースあり

現地でのキャリア構築にも有利

大学進学を見据えた語学+アカデミック英語

語学学校では、一般英語コースの他に進学準備英語(EAP)が開講されていることも多く、大学や大学院へのステップアップも視野に入ります。

進学先の例:

  • オークランド大学、オタゴ大学、ビクトリア大学ウェリントンなど
  • いずれもQS世界大学ランキング上位の実績を持つ公立大学

語学学校でできる準備:

  • アカデミックライティング、ディスカッションスキル、リサーチスキルの強化
  • EAPコース修了でIELTS免除となる大学もあり

進路の可能性を広げる「段階的留学」

ニュージーランドでは、以下のように段階的に留学を拡張していくケースも一般的です。

  • 語学留学(英語力強化)
  • ワーキングホリデー or 専門学校進学(実践経験・資格取得)
  • 現地での就労 or 大学進学(キャリア形成)

このように、「語学留学をゴールではなくスタートと捉える」ことで、留学の価値は何倍にも広がります。

次の章では、実際に語学留学を経験した人たちのリアルな体験談を通して、成功のヒントや注意点を具体的にご紹介します。

8. 実際の体験談|NZ語学留学でしないためのコツ

語学留学を考えるとき、「本当に英語が話せるようになるのか」「現地でうまくやっていけるか」など、不安を感じるのは当然です。ここでは、実際にニュージーランドで語学留学を体験した日本人3名のストーリーを通して、成功の秘訣やリアルな気づきをご紹介します。

体験談①:
30代女性(社会人)
英語ゼロから3ヶ月で海外生活に慣れた

  • 都市:ウェリントン
  • 期間:3ヶ月(一般英語コース)
  • 目的:ワーキングホリデー前の準備として語学力をつける

体験のポイント:

初日は緊張でホームステイ先でもほとんど話せなかったが、学校のサポートや先生の励ましで少しずつ会話ができるように。

3ヶ月目には現地のカフェで注文できるようになり、出発前とは別人のような自信がついた。

「完璧な英語より、“伝えたい”気持ちが一番大事だと学びました。」

体験談②:
20代男性(大学生)
語学+ワーホリで働く英語も身につけた

  • 都市:クライストチャーチ
  • 期間:語学学校4ヶ月 → ワーキングホリデー8ヶ月
  • 目的:休学中の自己成長と実践的な英語力の習得

体験のポイント:

語学学校で基礎を学んだ後、現地のスーパーでアルバイトに挑戦。

英語でのレジ対応やバックヤードでの指示など、学校では学べない表現を体得。地元の人との会話が日常になり、発音も自然に改善された。

「“働ける英語”は学校だけじゃなく、現場で身につくと実感しました。」

体験談③:
高校生女性
高校卒業後の進学準備として語学+EAPを受講

  • 都市:ダニーデン
  • 期間:6ヶ月(一般英語+進学準備英語)
  • 目的:ニュージーランドの専門学校進学に向けた準備

体験のポイント:

最初は一般英語クラスで基礎を学び、後半は大学付属のEAPクラスへ。

アカデミックな英語に最初は苦戦したが、先生が丁寧にフィードバックをくれて徐々に慣れていった。現在はホスピタリティのDiplomaコースに進学中。

「進学を目指すなら、早めにアカデミック英語に触れておくのが正解でした。」

共通する“成功の4つのポイント”

  • 目的を明確にしてから行動した
  • 語学力の前に“行動力”を発揮した
  • 困ったときは学校スタッフや現地の人に素直に相談した
  • 日本人のコミュニティにも頼りすぎず、英語環境を意識した

体験談に共通するのは、「語学留学を“受け身”ではなく“能動的”に活用したこと」。英語力の伸びだけでなく、自己肯定感やコミュニケーション力も育ったと語る人が多く見られました。

次の章では、よくある疑問や不安を解消するために、語学留学に関するFAQ(よくある質問)をまとめてお届けします。

9. NZ語学留学に関してよくあるQ&A

ニュージーランド語学留学を検討している方から寄せられるよくある質問を、Q&A形式でまとめてみました。

Q1. 英語がまったく話せなくても大丈夫ですか?

A. 英語が話せないことで多少辛い思いをする可能性はありますが、語学留学をしてももちろん大丈夫です。

多くの語学学校では初心者向けのクラス(Beginnerレベル)が用意されており、レベルチェックテストで自分に合ったクラスからスタートできます。

また、先生やスタッフも留学生の対応に慣れており、丁寧なサポートを受けられます。

Q2. 年齢制限はありますか?

A. 語学留学自体には年齢制限はありません。

語学学校は10代〜60代まで幅広い層を受け入れているところが多数です。

ただし、ワーキングホリデービザ(18〜30歳)や一部のジュニアコースなど、プログラムによっては年齢条件があることもあります。

Q3. 滞在先はいつまでに決めるべきですか?

A. 渡航の1ヶ月前までには確定しておくのが理想です。

特にホームステイや学生寮は希望者が多く、人気シーズン(1〜3月、7〜9月)は早期に満室になることもあります。

語学学校経由で申し込む場合は、入学手続きと同時に依頼することをおすすめします。

Q4. ビザなしで語学留学はできますか?

A. できるケースもありますが、一部制限があります。

日本国籍者はニュージーランドにビザなしで最大3ヶ月まで滞在できます。

ただし、語学学校に通う場合でも通学期間が12週間以内であることが条件です。3ヶ月を超える場合は学生ビザの取得が必要です。

Q5. 語学留学中に現地でアルバイトはできますか?

A. 学生ビザを所持し、フルタイムの語学コースに通っていれば、週20時間までの就労が認められています。

最低賃金(2025年6月時点)はNZ$23.15で、語学学校によっては就労サポート(履歴書の作成や面接の練習など)も行っています。

Q6. 語学学校の入学日は決まっているのですか?

A. 学校によって異なりますが、多くの私立語学学校は「毎週月曜日スタート」が可能です。

大学付属の語学コースやEAP(進学準備英語)は、1タームごとの開始日が決まっていることが多いため、早めにスケジュールを確認しましょう。

Q7. ホームステイ先は希望を出せますか?

A. 基本的に希望を伝えても全く問題ありません。

例えば、以下のようなケースが考えられますが、すべての要望が通るとは限らないため、優先順位を決めて申込み時に伝えるのがよいでしょう。

  • 子どもがいる家庭を希望
  • 動物が苦手なのでペットなし
  • 食事制限ありなど

9章のまとめ

留学中の疑問や不安は、現地到着後にも出てくるものです。

信頼できる語学学校や留学エージェント、そして現地サポート体制が整っているかどうかも、語学留学の満足度を左右する重要なポイントです。

次の章では、これまでの内容を踏まえて、ニュージーランド語学留学を成功させるための総まとめをお届けします。

10. まとめ|NZ語学留学への第一歩を踏み出そう!

ニュージーランドでの語学留学は、英語力の向上だけでなく、人生の選択肢を広げる貴重な体験です。

自然と都市が調和した環境、高品質な教育機関、フレンドリーな人々、そして柔軟なビザ制度など、初心者から経験者まで幅広く対応できる体制が整っています。

ここでは、語学留学を成功させるために押さえておきたい重要なポイントを改めて整理します。

成功のポイント5つ

目的を明確にする

英語力の強化、就職の準備、キャリアアップ、進学など、自分の「なぜ留学したいのか」を明確にしておくと、学校選びや滞在スタイルも迷わず決められます。

都市と学校選びを慎重に行う

どの都市で、どんなコースを受けるかで留学生活の質は大きく変わります。自分の性格・学習スタイル・予算に合った環境を選ぶことが大切です。

費用を正確に把握し、無理のないプランを立てる

学費・滞在費・航空券・保険など、すべてのコストを事前に計算しましょう。必要があれば、滞在中のアルバイトや奨学金制度も検討を。

英語が不安でも“行動力”を大切に

語学留学は、完璧な英語力がなくてもスタートできます。重要なのは「伝えようとする姿勢」と「学び続ける意志」です。

留学をキャリアにつなげる視点を持つ

語学留学後にワーホリ、専門学校、大学進学へとつなげる道もあります。将来の選択肢を広げる第一歩として、語学留学を戦略的に活用しましょう。

このページがあなたの語学留学選びの参考になることを願っています。

※本サイトでは常に最新の情報提供に努めていますが、各種留学制度・条件等は変更される可能性があります。必ず最新情報は各機関の公式サイト等でご確認ください

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